発行部数が多く、年齢や嗜好性などがターゲティングされた購読者層を持つ生活・実用・ファッション誌。主にBtoCの商品・ブランド・サービスの広報が中心となるが、時には記事体広告も含め読者にライフスタイルを提示する場となる。読者に新たな世界観を提案し続ける編集長が今、注目しているテーマとは?「 広報に求められる力」についても聞いてみました。
mer(メル)
学研プラス
2012年/15万部
Q1:読者ターゲット・編集方針を教えて下さい。
対象は10代後半から20代の女性。街から発信される1/4歩先の憧れトレンドをベースに、主役となるモデルはすべてスナップで発掘された全国の読者モデルたちで構成される。普通の女の子が次々に夢を叶えていくストーリー性もキラーコンテンツのひとつ。読者同士、merと読者の結びつきの強さ=コミュニティ力が最大の特徴。
Q2:今後力を入れたい企画・ジャンルは?
merブランドを生かした立体的な企画を拡大。merフレンズ(読者会員)の「街から生まれた」商品プロデュース企画。おしゃれになりたい、モデル・クリエイターになりたい人向けのワークショップなど。ユーザーファーストでスマホメディアにも注力し、クロスメディア展開を太くする。
Q3:最近ヒットした企画・特集を教えて下さい
(1)今よりちょっと ほっこりオトナ化計画(10月号付録)
(2)merモデルの24時間のぞき見(9月号付録)
(3)秋のおしゃれはくつしたで決まるんです(10月号付録)
Q4:広報担当者にはどのような力が求められると思いますか?
・多様化への柔軟な対応
・信頼性のある情報拡散
・ブランド発のコミュニティ
今のF1層はファッション、ビューティ、ライフスタイルすべてが多様化し …
あと72%