発行部数が多く、年齢や嗜好性などがターゲティングされた購読者層を持つ生活・実用・ファッション誌。主にBtoCの商品・ブランド・サービスの広報が中心となるが、時には記事体広告も含め読者にライフスタイルを提示する場となる。読者に新たな世界観を提案し続ける編集長が今、注目しているテーマとは?「広報に求められる力」についても聞いてみました。
月刊ダイヤモンド・ザイ
ダイヤモンド社
2000年3月/21万部
Q1:読者ターゲット・編集方針を教えて下さい。
男女を問わず30代から70代まで幅広い年齢層をターゲットにしており、実際の平均年齢は48歳、最も多い年齢は41歳。難しいマネーの内容を図、イラスト、マンガを使って分かりやすく解説しつつ、読者が調べるのが大変なデータを網羅することで読むだけでなく、「理解し使える雑誌」を目指しています。
Q2:今後力を入れたい企画・ジャンルは?
これまでは日本株の買い方が中心でしたが、今後は投資信託や米国株にも注力。また、NISA(少額投資非課税制度)や税制、マイナンバーへの対応など制度面の紹介や使い方に加え、投資だけに留まらず、ふるさと納税や低コストでの海外旅行術、クレジットカード選びなど幅広いお金の分野にまで対象を広げます。
Q3:最近ヒットした企画・特集を教えて下さい
(1)高分配利回りの投信100本の激辛採点簿(10月号)
(2)元本保証で配当ありの新トヨタ株の買い方(8月号)
Q4:広報担当者にはどのような力が求められると思いますか?
・分かりやすいリリース
・FAXからメールへの移行
・写真などの質のアップ
FAXで送られてくるリリースが多く紙のムダは計り知れない。メールでのリリースへの移行を強く望みます。また、リリースの中には10ページ以上というものもあり、読むのも一苦労。簡潔で分かりやすいリリースを期待します。最後に、誌面への掲載用の写真を借りることが多いのですが、解像度が低すぎて使えないことも多々あります。こうした効率と効果のアップにつながるシステムづくりのスキルが重要だと思います。
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編集長 神門 学(かんど・まなぶ)慶應義塾大学法学部卒。1989年4月入社。編集局などを経て1999年4月に新事業準備室に異動、ザイの創刊メンバーに。その後ザイ編集部で株データブック、ダイヤモンド・マネーなどの創刊に携わり2011年4月現職。 |
DIME
小学館
1986年4月/12万部
Q1:読者ターゲット・編集方針を教えて下さい。
「ビジネスマンの心技体を鍛えるトレンドマガジン」の通り …