個人のビジネススキル向上に役立つ雑誌のほか、特定の産業や市場に特化し掘り下げた情報を届けている専門紙・誌をピックアップ。各メディアがカバーする市場や業界内への影響力はもちろんのこと、その他の媒体の情報源として重宝される存在でもある。業界をウォッチし続けてきたベテラン編集長らが注目するトレンド、広報との理想的な関係に迫りました。
繊研新聞
繊研新聞社

1948年/20万部
Q1:読者ターゲット・編集方針を教えて下さい。
対象は繊維・ファションビジネスに関わるすべての方々と広く設定。服がなかなか売れない消費環境の中で新しいビジネスモデルを、業界に携わる方々とともに探っていきたいと考えています。またデジタル媒体を通じた速報性とともに、事象の背景をしっかり書き込んだ解説・分析記事を充実させる努力をしています。
Q2:今後力を入れたい企画・ジャンルは?
大手アパレルメーカーの動向、レディスマーケットの動向、トレンド情報、コレクション情報、オムニチャネルの動き、サステナビリティ・CSRの取り組み、重要性を増す人材、地方の有力な個店・リージョナル専門店情報、アジア情報など。
Q3:最近ヒットした企画・特集を教えて下さい
(1)ジーユー「ガウチョパンツ」ヒットの裏側(上)(8月)
(2)ミナ・ペルホネン20周年(8月)
(3)「服を売ろう」キャンペーン(9月~)
Q4:広報担当者にはどのような力が求められると思いますか?
・自社の事業を熟知した上での発信力
・信頼関係を構築できる人間力
・危機対応力
弊紙は一般ジャーナリズムとは異なり、業界の発展に寄与することをめざした業界専門紙です。その立場からの …
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