一生懸命に生活する、料理することが、美しさをもたらす
知り合いの編集者が、料理研究家の土井善晴さんの本を手がけたと耳にした。『一汁一菜でよいと至るまで』(新潮新書)と題され、これまでの道程を含めた一書になるという。以前からファンだったこともあり、お会いしてみたいとインタビューをお願いした。
デザインプロジェクトの現在
知り合いの編集者が、料理研究家の土井善晴さんの本を手がけたと耳にした。『一汁一菜でよいと至るまで』(新潮新書)と題され、これまでの道程を含めた一書になるという。以前からファンだったこともあり、お会いしてみたいとインタビューをお願いした。
1889年創業という、長きにわたる歴史を刻んできた任天堂は、京都の鍵屋町を発祥とする。鴨川と高瀬川の間に位置し、古い町家が並ぶ閑静なエリアだ。任天堂の創業者である山内家は、ここで株式会社丸福を設立し、花札などの製造・販売を行っていた。
ファッション業界が大きな転機を迎え、企業やブランドの明暗が分かれつつある。そんな中にあって、好調な動きを見せているのが「ロエベ」。ロエベジャパンマーケティング&コミュニケーションディレクターを務める澤井愛佳さんの話を聞いた。
『いま めが あったよね?』というタイトルの絵本が届いた。ページを繰っていくと、豊かな色彩と線画の世界に惹き込まれる。描いたのは西川友美さん。昨年、病に倒れて帰らぬ人に──彼女の手がけていた仕事や展覧会が、この春、次々と登場する。伴走するかたちでかかわってきた10inc.の柿木原政広さんの話を聞いた。
家具を中心としたライフスタイルを提案している「Time & Style」が、2021年12月、大阪の南船場に関西初のショールームをオープンした。そして4月には、イタリア・ミラノにもショールームを構えるという。ブランドを運営するプレステージジャパンの代表取締役 吉田龍太郎さんの話を聞いた。
TOTOギャラリー・間で行われている“妹島和世+西沢立衛/SANAA展「環境と建築」”が話題を呼んでいる。同ギャラリーの展示は、奇抜さや派手さとは離れたところでユニークなコンセプトを立てていると感じてきた。今回の展覧会がどんな意図のもと、どのように行われているのか、代表を務める筏(いかだ)久美子さんの話を聞きに行った。
「『POPEYE Web』が楽しい」という話を耳にした。そして編集長が32歳の宮本賢さんという方でチャーミングなキャラクターの持ち主だということも──マガジンハウスの中でも老舗ブランドといえる『POPEYE』を、そんな若い力が担っているのはいい話と、早速、インタビューをお願いした。
柳原照弘さんは、プロダクトから空間まで、幅広い活動を繰り広げているデザイナー。「KARIMOKU NEW STANDARD」や有田焼のブランド「1616/arita japan」、「2016/」など、国内外を含めたクリエイターとともに、つくり手とがっぷり組んだ息の長いプロジェクトを仰ぎ見てもきた。コロナ禍を受け、変わったこと、変わらないこと、あれこれを聞きに行った。
菅付雅信さんとは、ひょんなご縁でお会いすることに──優れた編集者として仰ぎ見てきた方であり、幅も奥行きもあるお話に魅せられた。去年立ち上げたカルチャーマガジン『ESP Cultural Magazine(以下、ESP)』もユニークな存在。創刊から今にいたる経緯、これからの雑誌のことなどをうかがった。
「こども本の森 中之島」は、2020年7月のオープン時から気になっていたところだ。本に囲まれた子どもたちが、ここでどのように過ごすのか。本の魅力をどのように伝えているのか──。2021年7月には岩手県遠野市にもでき、次は兵庫県神戸市のオープンが控えているという。全体のクリエイティブディレクションを手がける幅允孝さんの話を聞いた。