アーティストとしてのパワーをなかったことにしてはいけない──西川友美さんの仕事
『いま めが あったよね?』というタイトルの絵本が届いた。ページを繰っていくと、豊かな色彩と線画の世界に惹き込まれる。描いたのは西川友美さん。昨年、病に倒れて帰らぬ人に──彼女の手がけていた仕事や展覧会が、この春、次々と登場する。伴走するかたちでかかわってきた10inc.の柿木原政広さんの話を聞いた。
デザインプロジェクトの現在
『いま めが あったよね?』というタイトルの絵本が届いた。ページを繰っていくと、豊かな色彩と線画の世界に惹き込まれる。描いたのは西川友美さん。昨年、病に倒れて帰らぬ人に──彼女の手がけていた仕事や展覧会が、この春、次々と登場する。伴走するかたちでかかわってきた10inc.の柿木原政広さんの話を聞いた。
家具を中心としたライフスタイルを提案している「Time & Style」が、2021年12月、大阪の南船場に関西初のショールームをオープンした。そして4月には、イタリア・ミラノにもショールームを構えるという。ブランドを運営するプレステージジャパンの代表取締役 吉田龍太郎さんの話を聞いた。
TOTOギャラリー・間で行われている“妹島和世+西沢立衛/SANAA展「環境と建築」”が話題を呼んでいる。同ギャラリーの展示は、奇抜さや派手さとは離れたところでユニークなコンセプトを立てていると感じてきた。今回の展覧会がどんな意図のもと、どのように行われているのか、代表を務める筏(いかだ)久美子さんの話を聞きに行った。
「『POPEYE Web』が楽しい」という話を耳にした。そして編集長が32歳の宮本賢さんという方でチャーミングなキャラクターの持ち主だということも──マガジンハウスの中でも老舗ブランドといえる『POPEYE』を、そんな若い力が担っているのはいい話と、早速、インタビューをお願いした。
柳原照弘さんは、プロダクトから空間まで、幅広い活動を繰り広げているデザイナー。「KARIMOKU NEW STANDARD」や有田焼のブランド「1616/arita japan」、「2016/」など、国内外を含めたクリエイターとともに、つくり手とがっぷり組んだ息の長いプロジェクトを仰ぎ見てもきた。コロナ禍を受け、変わったこと、変わらないこと、あれこれを聞きに行った。
菅付雅信さんとは、ひょんなご縁でお会いすることに──優れた編集者として仰ぎ見てきた方であり、幅も奥行きもあるお話に魅せられた。去年立ち上げたカルチャーマガジン『ESP Cultural Magazine(以下、ESP)』もユニークな存在。創刊から今にいたる経緯、これからの雑誌のことなどをうかがった。
「こども本の森 中之島」は、2020年7月のオープン時から気になっていたところだ。本に囲まれた子どもたちが、ここでどのように過ごすのか。本の魅力をどのように伝えているのか──。2021年7月には岩手県遠野市にもでき、次は兵庫県神戸市のオープンが控えているという。全体のクリエイティブディレクションを手がける幅允孝さんの話を聞いた。
『ビームスジャパン 銘品のススメ』(BEAMS JAPAN)という書籍が手元に届いた。帯に付されている「銘品」の数々がポップでチャーミング。開業5周年を迎えた「ビームス ジャパン」の軌跡が綴られている。ビームス ジャパンでディレクターを務め、本書の著者でもある鈴木修司さんの話を聞いた。
木住野彰悟さんから『寸法 展示後の記録』と題した冊子が届いた──サインにまつわる展覧会の記録だ。一方、「角川武蔵野ミュージアム」のサインを手がけた柿木原政広さんの仕事も気になっていた。今回はサインデザインにまつわるお2人の話をまとめた。
「JINS」が前橋市でベーカリーカフェを開いたというニュースを耳にした。その名も「エブリパン」。普段使いする言葉でないのに口ずさみやすい。ロゴもさっぱりと潔く、おいしそうな空気をまとっている。プロジェクトを手がけた菊地敦己さんの話を聞きに行った。