他業種の経験がコピーライターへと繋がっていた
現在活躍するコピーライターが誰しも、最初から広告のキャリアを教科書通りに歩んできたわけではない。2022年にTCC新人賞を受賞した中島優子さんは声優や営業事務の仕事を経てコピーライターとなった。未知なる広告業界に飛び込み、今も進み続ける理由とは。
新年度の始まりから1カ月が経ち、新たな環境や役割で広告制作の仕事に就いた方。新たな人材を迎え入れ、部下や後輩を育成する立場となった方など、環境変化が多い今。今号ではブレーンで毎号紹介している広告コミュニケーション施策の制作フローや役割について、改めて解説します。同時に、企業のマーケティング施策が効果の最適化に向かい、明確な成果が求められるようになる中で、それぞれのクリエイターの仕事と役割はどのように変化していくのでしょうか。それはまた、キャリアや仕事のスタイルにもどのように影響を与えていくのか――。実際のプロジェクト例なども交えながら、考えていきます。
現在活躍するコピーライターが誰しも、最初から広告のキャリアを教科書通りに歩んできたわけではない。2022年にTCC新人賞を受賞した中島優子さんは声優や営業事務の仕事を経てコピーライターとなった。未知なる広告業界に飛び込み、今も進み続ける理由とは。
クリエイティブ職で活躍する人の中には、特定の分野だけでなく、さまざまな分野に関心を持つ人も多い。クリエイティブディレクターの山﨑晴太郎さんは美術大学出身ではないものの、演劇、写真、映像、空間デザインなどに幅広く興味を持ち、学んできた。多様な経験が自身のキャリアにどのように影響しているのだろうか。
製薬会社を経て東急エージェンシーに入社した植木沙織さん。営業として4年経験を積んだのち、現在のプランナー職に就いた。志望する職種に近付くために、どのように歩みを進めていったのか。
わかるようでなかなかわからない、映像の制作過程におけるプロデューサーとプロダクションマネージャーの役割とは?映像制作の現場で実際にタッグを組む、KEY proの2人に話を聞いた。
デジタルや体験づくり・空間づくりの分野において、関わるクリエイターたちはどのような役割を果たすのだろうか。クリエイティブディレクターの引地耕太さんと、オーディオビジュアルアーティストとしても活躍するテクニカルディレクターの赤川純一さん。CDとTDの協働の在り方や、自身のフィールドのつくり方について2人に話を聞いた。
広告制作において、企画の中心にいるクリエイティブディレクターとアートディレクター。クリエイティブ面を統括する、デザイン面の統率をとるという役割はあるが、その本質的な役目とは?
2024年に球団創設89周年を迎えた阪神タイガース。それを記念して3月から周年企画「Thank you,89! 野球よ、ありがとう。」を実施している。企画制作は4社の競合コンペを経て、ウェリズムの用丸雅也さんを中心としたチームが手がけている。
3月21日に全世界での配信が始まったNetflixシリーズ『三体』。国内ではその告知のために、ドラマの世界が現実に染み出てきたような「日常をジャックする」広告を展開した。デジタルメインの施策のため、メンバーの得意分野を元に緩やかに役割を分けて実現にたどり着いたという。
2023年8月に30周年を迎えた、オンワード樫山の女性向けブランド「23区」。24年3月には、周年を記念したプロモーションの第二弾としてブランドのコンセプト「Japanese Women’s Standard」を表現したテレビCMが公開された。キャンペーンを担当したクリエイターたちの企画制作の流れを追った。
広告制作のクリエイターたちは、実際にどのような役割を果たしているのだろうか。『ブレーン』の表記ルールを元に、その「基本のき」をおさらい。