帰ってきた「inoui」デザインの哲学
資生堂が2023年9月、新生「inoui(インウイ)」を発売した。2002年からお休み期間を経ての再登場ということで、どんな姿で登場するのかワクワクした。今という時代における「inoui」をどうデザインしたのか、話を聞きに行った。
デザインプロジェクトの現在
資生堂が2023年9月、新生「inoui(インウイ)」を発売した。2002年からお休み期間を経ての再登場ということで、どんな姿で登場するのかワクワクした。今という時代における「inoui」をどうデザインしたのか、話を聞きに行った。
2023年11月にオープンした「麻布台ヒルズ」のタワープラザ4階に「大垣書店」が出店した。上質で端正な空間は、遠くからでも目を引く存在。書店の元気が少しなくなっているのではと感じていたので、早速、副店長の大垣交右さんの話を聞きに行った。
12月22日、羽田空港第3ターミナルに、“地方創生型ラグジュアリーブランド”と銘打つ「JAPAN MASTERY COLLECTION(ジャパンマスタリーコレクション)」のショップがオープンした。仕掛けたのは、元三越伊勢丹ホールディングス社長、現在は羽田未来総合研究所の代表取締役社長執行役員を務める大西洋さんだ。
鈴野浩一さんと禿真哉さんによるユニット、トラフ建築設計事務所から、「KIGOCOCHI(キゴコチ)」というプロジェクトを手がけたと知らせが届いた。木をふんだんに使ったデザインが、心地良さそうな空間をつくっている。どんなプロジェクトなのか、全体のデザイン監修を担った鈴野さんの話を聞きに行った。
銀座に本店を構える和光が、2022年の暮れに、オリジナルブランド「WAKO」においてバッグに特化したコレクション「MANACO(マナコ)」を発表した。カジュアルで上質なデザインで、幅広い層の支持を集めている。どのような経緯で開発されたのかを聞きに行った。
2023年7月、新丸の内ビルディング(東京・千代田)の1階にパティスリー「ルノートル東京」がオープンした。パリ発の老舗ブランドらしい上品な佇まいが目を引く。日本展開を担っている、中島大祥堂(大阪・八尾)の代表取締役社長 中島慎介さんの話を聞いた。
東京・港区にある「21_21 DESIGN SIGHT」で「Material,or」が開催されている(11月5日まで)。この展覧会のディレクターを務めた吉泉聡さんと話していて、会場構成を手がけた建築家の中村竜治さんの視点に惹かれ、話を聞きに行った。
デザインチームのminna(ミンナ)から、最近の活動について報せが届いた。阪急うめだ本店で開催された「ファミリア」のポップアップ「みらい百貨店」や、熱海発の削り節ブランド「BUSHI MESHI( ブシメシ)」のデザインなど、おもしろそうな仕事が詰まっている。最近のプロジェクトの話を聞きに行った。
立川にある「PLAY! MUSEUM」で開催されている「谷川俊太郎 絵本★ 百貨展」( 7月9日まで)を訪れた。観るにとどまらず、身体を動かし、聴いたり触ったりすることで、五感で感じる楽しさに満ちている。キュレーションを手がけた林綾野さんの話を聞いた。
プロダクトデザイナーの秋田道夫さんは、SNSで多くのファンがついている。語りかける言葉が平易で軽やか、日常の暮らしに結び付いている。しかも広い意味でのデザインに触れている──どんな発想から、これら“言葉のデザイン”が生まれてくるのか知りたいと話を聞きに行った。