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「広告」多様化の時代 クリエイターの仕事と役割はどう変わる?

他業種の経験がコピーライターへと繋がっていた

中島優子(ビーコンコミュニケーションズ)

現在活躍するコピーライターが誰しも、最初から広告のキャリアを教科書通りに歩んできたわけではない。2022年にTCC新人賞を受賞した中島優子さんは声優や営業事務の仕事を経てコピーライターとなった。未知なる広告業界に飛び込み、今も進み続ける理由とは。

興味を追ってたどり着いた広告業界

やりたいと思ったことはどんどん飛び込んでいく性格で、コピーライターと名乗れるようになるまでには紆余曲折がありました。

子どものころは、漫画家か声優になりたかったんです。大学は漫画家を志して美大に入りましたが、課題を提出するたび、同級生たちと比べ「私には絵に対する情熱も才能も足りない」と感じるようになりました。「ならば声優を」と切り替え、養成所に通い、小さな声優事務所に所属することができました。…

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製薬会社を経て広告業界にキャリアを拓いた営業職の経験
未経験でも多様な経験をクリエイティブに活かせる
他業種の経験がコピーライターへと繋がっていた(この記事です)
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