渋谷から考える未来の東京や街の姿
2019年11月には地上47階建ての渋谷スクランブルスクエアや渋谷パルコ、12月には渋谷フクラス(新・東急プラザ渋谷)、2020年1月には銀座線渋谷駅と、大規模な施設が相次いで開業を迎える渋谷。GoogleをはじめとするIT企業が次々にオフィスを移転するなど、注目が高まっています。
広告、デザイン、ファッション、建築、写真、アートなど、さまざまな分野で活躍するクリエイターが参加し、クリエイティブの本質、発想の原点について語り合う。
2019年11月には地上47階建ての渋谷スクランブルスクエアや渋谷パルコ、12月には渋谷フクラス(新・東急プラザ渋谷)、2020年1月には銀座線渋谷駅と、大規模な施設が相次いで開業を迎える渋谷。GoogleをはじめとするIT企業が次々にオフィスを移転するなど、注目が高まっています。
オーストリア・リンツ市に拠点を置く国際的なクリエイティブ機関「アルスエレクトロニカ」。毎年開催されるフェスティバルは、アートとテクノロジー、サイエンスの横断的な表現を探求するメディアアートの祭典として知られています。今年は過去最高の11万人を動員し、日本から、ヤマハ、NTT、筑波大学、バンダイナムコ、NEC、博報堂、博報堂アイ・スタジオ、東北新社といった企業が多数出展。視察する企業も急増し、未来社会の兆しを探求する場としても注目を集めています。
都心への一極集中が進む一方で、働き方改革にともなうテレワークの推進などによって、東京から離れて働く・暮らす流れが加速しています。本誌でも以前、カヤックが取り組む「鎌倉資本主義」を紹介しましたが、その流れはクリエイティブ業界にも広がり、山手線の外にオフィスを移すだけでも「遠い」と言われていたのは、すっかり過去の話になりました。そんな注目のエリアに昨年、新たにオフィスをオープンしたのが、PARTYの伊藤直樹さん。
イギリス・ロンドンに拠点を置く非営利団体、D&AD(Design & Art Direction)が運営する「D&AD賞」は、デザインや広告の独創性を促し、支援することを目的に、1962年に創立されたクリエイティブアワード。57回目となる今回は、全35カテゴリーに2万6000点を超えるエントリーがあり、全世界から集まった270名以上の審査員によって審査が行われました。今年は6作品がブラックペンシル(最高賞)に選出。また近年では、日本からの参加点数も増加しています。
開会式までいよいよ1年を切り、チケット販売をはじめ大きな盛り上がりを見せる、東京オリンピック・パラリンピック。4月12日には、パラリンピックスポーツ初のオフィシャルゲームとなる『THE PEGASUS DREAM TOUR(ザ ペガサス ドリーム ツアー)』の制作が発表されました。今回の青山デザイン会議は、その制作に深く関わるクリエイター2人による特別編。
インターネットを介して、いつでも気軽にものが手に入る時代だからこそ、顔が見える相手から直接買いたい、大量生産されたプロダクトではなく一つひとつ丁寧につくられたものを使いたい……。ハンドメイドやクラフトが人気を集め、作家から直接購入できるイベントやネットショップが当たり前になった今、ものとの出会い方、そして売り手と買い手との関係は、少しずつ変わってきているようにも感じます。
今回の青山デザイン会議は、広告・映像業界のプロデューサーがプロダクションの垣根を超えて集まり、結成されたクリエイティブユニット「Beyond」とのコラボレーション。監督やクリエイティブディレクターから依頼を受け、CM音楽の指揮をとる「音楽プロデューサー」が一堂に会した対談企画です。音楽プロデュースは、小誌でも、これまでなかなか掘り下げられなかったテーマ。作曲家でもなく、アーティストでもない、しかしCM制作に欠かせない彼らは、日頃どのような仕事をし、どんなことを考えているのでしょうか。
「好きなことで、生きていく」。そんなYouTubeの広告が世の中を賑わせてから、はや数年。自分の好きなことを仕事にできたら……きっと、誰もが一度は、そんな理想を思い描いたことがあるでしょう。また、フリーランスをはじめ、これまでになかった仕事や働き方が注目を集めるとともに、さまざまなデバイスやサービスを活用することで、個人の可能性はますます広がっています。今回の青山デザイン会議に集まっていただいたのは、自分がやりたいと思った仕事を、たったひとりでつくり、今も活躍を続ける3人。
急速に進んだインターネットの進化、メディアやデバイスの変化に合わせてインターネット広告も多様な形に発展を遂げてきた。平成が終わるいま、ネット広告の黎明期から携わる4名のクリエイターに集まってもらい、その変遷をたどった。
多様性やダイバーシティが叫ばれる昨今、さまざまなアプローチで障害と向き合うクリエイターが登場しています。また、テクノロジーの進化もあって、障害という壁はかつてに比べて、低くなってきたようにも感じます。でも、それは本当でしょうか。