「編集」というクリエイティブメソッド
「編集」の仕事は、時代から取り残された古い仕事。そんなふうに思っていませんか? 実は世界を見わたすと、出版の枠組みを超え、ジャンルを超えてメディアと人をつなぐ、情報新時代のキーパーソンになりつつあります。
広告、デザイン、ファッション、建築、写真、アートなど、さまざまな分野で活躍するクリエイターが参加し、クリエイティブの本質、発想の原点について語り合う。
「編集」の仕事は、時代から取り残された古い仕事。そんなふうに思っていませんか? 実は世界を見わたすと、出版の枠組みを超え、ジャンルを超えてメディアと人をつなぐ、情報新時代のキーパーソンになりつつあります。
人は初めに絵でコミュニケーションをしました。人類最古の洞窟壁画は約4万年前からあり、そこから絵文字や象形文字が生まれました。もともと、絵のほうが文字よりも伝達手段として歴史が長く、人にとって自然な意思疎通はイメージコミュニケーションなのかもしれません。
商業施設や都市開発に取り組み、ポートランドについての著作もある吹田良平さん、「東京R不動産」の設立者でもある建築家の馬場正尊さん、近年人気急上昇中の「街コン」の仕掛け人、吉弘和正さんの3名にお話しいただく。
広告コミュニケーションの領域の拡大に伴って、広告クリエイターの手がける領域も広がっている。未知の領域を手がけるということは、さまざまな異なるジャンルのクリエイターと組んで仕事に当たるケースが増えるということだ。固定化したチーム編成ではなく、実現したいゴールに応じて、流動的で自由な座組みを実現していく。
今回の青山デザイン会議では、姿を変えるプロセスの真っただ中で、先進的な取り組みを行う朝日新聞社「メディアラボ」プロデューサーの竹原大祐さん、『GINZA』編集長の中島敏子さん、レクサスインターナショナルの河辺徹也さんに、企業×メディア×クリエイティブのこれからの関係についてお話しいただく。
今月の青山デザイン会議は、異業種のヒットコンテンツの作り手たちにその発想法を聞く。時代の空気をいかに的確にとらえ、新鮮な切り口を提示し、受け手のポジティブな反応を引き出していくか。コンテンツの設計、ネーミング、細部の演出、そしてプロモーションの過程にどんな工夫があったのか。
2013年のマーケティングコミュニケーションを振り返れば、ネットとリアルの結びつきがより密接になり(O2O)、データがマーケティングの主役になり(ビッグデータ)、端末がより多様化するなど、テクノロジー主導でさまざまな変化が起きた。
コミュニケーションの歴史は「新たなルールづくり」の繰り返しでした。環境の変化に対応する挑戦的な決断には、どう立ち向かえばいいのでしょうか。
安倍内閣が成長戦略の一つとして「女性活用」をとなえ、企業の経営戦略としてもダイバーシティに注目が集まっている。働く母親がこれまで実践してきた時短勤務は、勤務時間内に生産性を上げるための働き方のモデルとして、新たな観点でとらえられるようになった。
世の中の関心の多くが“いま”起きていることに集まるなか、クリエイターの役割のひとつは、これからやってくる未来の生活や、新たな価値を具体的な形で見せることだ。