暮らしに寄り添うエリエール 「やさしさ」を届け続けて40年
ティシュー、トイレットペーパー、キッチンペーパーなど、私たちの暮らしに欠かせない紙製品。家庭用紙製品のトップブランド、大王製紙「エリエール」は今年でブランド誕生40周年を迎える。
ティシュー、トイレットペーパー、キッチンペーパーなど、私たちの暮らしに欠かせない紙製品。家庭用紙製品のトップブランド、大王製紙「エリエール」は今年でブランド誕生40周年を迎える。
「ココアはやっぱりモリナガ♪」のキャッチフレーズでお馴染み、森永製菓の「ミルクココア」は2019年で発売100周年を迎える。世代を超えて愛されてきた森永ミルクココアは、約97億円(インテージSRI調べココアカテゴリー 2017年10月~2018年9月 全国・業態別アイテム累計販売全額)のココア市場でトップシェアを誇り、日本における粉末ココア飲料のパイオニアと言える存在だ。
2019年に発売60周年を迎える「ベビースターラーメン」は、その歴史の長さから、親子孫の3世代に愛されるロングセラー商品に育っている。
サクサクのコーンフレークとコク深いチョコレートの味わいが絶妙のコンビをみせる、日清シスコの「チョコフレーク」。発売されたのは1968年だ。「もともとはお菓子製造から始まった会社なので、チョコレートの製造技術を持っていました。後にコーンフレークのシスコーンを発売し、両者をかけ合わせることになったのです。つまり、チョコフレークは当社の強みを形にした代表作と言えますね」。
今年で生誕60周年を迎える「シーチキン」がここまで愛されている理由。それは、ツナ缶を日本人の食文化にまで高めた功労者的な存在だからだ。「当社が創業した1931年には、日本ではツナ缶を食べる習慣はありませんでした」と話すのは、はごろもフーズ 経営企画室 広報担当の田中隆裕氏。当初は水揚げ時に余っていたビンナガマグロの有効活用のため、アメリカへの輸出用にと加工が始まった製品だった。
若者のストリートファッションを牽引し続ける街、原宿。その中心的存在とも言えるのが、今年で開業40周年を迎える「ラフォーレ原宿」だ。
「牛乳石鹼、よいせっけん♫」20代半ば以降の人なら、きっと耳に残っているだろうこのメロディー。なつかしのCMソングでおなじみの、牛乳石鹼共進社の「カウブランド 赤箱」は、今年で発売から90周年を迎えた。
"Fantastic"と"Fantasy"を商品名の由来に持ち、フルーティな味わいとポップなイメージで支持を集める「ファンタ」。生まれは1940年のドイツ。第二次世界大戦中、「コカ・コーラ」を並行輸入できなくなり代替品を検討、国内で調達できる原料で開発されたのがはじまりという。
「キリンレモン キリンレモン…」のCMソングでお馴染みの「キリンレモン」。1928年の誕生以来、幅広い層から愛され、2018年3月に90周年を迎えたロングセラー商品だ。「当時、当社は初の清涼飲料水開発を目指し、技術者の本城杢三氏をスカウト。競合他社には決して情報を漏らすまいと、本城氏は部屋に鍵をかけ、たったひとりで『キリンレモン』のレシピを調合したと伝えられています」。そう語るのはマーケティング部で同商品の商品担当を務める二宮倫子氏だ。
ぶどうやみかん等の果物をかたどり、指先にちょこんと乗るサイズ感が魅力の「果汁グミ」。1988年に誕生した明治のロングセラー商品は、今年で30周年を迎える。