動画広告の秀逸事例
ここでは、田中氏と池田氏が選んだ動画広告の秀逸事例について、動画の制作技術を踏まえて紹介します。
テレビCMからソーシャルメディアの投稿まで、消費者との接点が格段に増えたことで、おのずと広告・コンテンツ制作が必要とされる場面も、そのバラエティが広がっています。担当者自らに制作スキルが求められるもの、外部のパートナーのディレクション力が求められるものがありますが、本特集では双方を織り交ぜながら、特にアウトプットの完成度を高める実践的ノウハウ・考え方を解説していきます。
ここでは、田中氏と池田氏が選んだ動画広告の秀逸事例について、動画の制作技術を踏まえて紹介します。
私はディレクター職なので、普段は演出オリエンから参加することが1番多いです。企画から参加する場合もありますが、どちらの場合もクライアントが同席することは少なく、ほとんどの場合は広告会社のクリエイティブチームからオリエンを受けるという形になります。
昨今の広告戦略において、動画広告は非常に効果的な施策のひとつに位置付けられています。動画広告は、認知に有効とされるテレビCMと獲得に有効とされるデジタル広告のメリットを兼ね備えた施策であり、目的に応じた配信手法やクリエイティブ訴求など、戦略の幅が広く多様であることも大きな特徴です。
ユーザーが主語となり、かつインタラクティブ性が求められるSNS。プラットフォームごとの特性を生かして大きく拡散した5つの事例を、寄稿者が紹介します。
SNSを活用した広告クリエイティブに対して、私は次のように考えています。①【バズが大きければ、売上も大きくなる】バズるほどリーチが増えるので、その分売上も上がります(商品と関係ないことでバズった場合は、売上への影響は小さいです)。
まずマス広告とSNS広告の役割について考えてみます。マス広告は、ブランドメッセージの根幹を発信する役割。マス媒体では生活者は受動的になり、尺も限られていることから「端的で強いクリエイティブ」が必要です。
味の素社では2023年4月、既存の「広告部」が持っていたクリエイティブ機能とマーケティング機能を統合させた「マーケティングデザインセンター」を設立しました。目的のひとつは、生活者視点のマーケティングに立ち戻ること。
森永乳業は社内に広告クリエイティブを製作する機能をもたないので、パートナーの力を最大限に生かすように行動しています。まだ道半ばではありますが、私たちが探求してきたやり方を簡単ながらお話します。
事業やプロダクトを貫き、あらゆるコミュニケーションの軸となる「コンセプト」。ここでは、中田氏と笠原氏が選んだ秀逸事例を紹介します。
ブランドコミュニケーションにおける「コンセプト」は、担当や所属を超え、そのブランドに関わるすべての人の行動指針になる「合い言葉」とも言えるものです。広報活動はもちろんのこと、公式SNSの投稿や顧客への対応、パンフレットやポスターなどの制作物の方向性、ウェブサイトのコンテンツ内容、広告企画、社内での呼びかけも含め、あらゆるコミュニケーションの方針に関わる「コンパス」と呼んでもよいかもしれません。