東映アニメーションとカヤック(神奈川・鎌倉)が実施した、アニメ『ONE PIECE(ワンピース)』放送開始20周年記念イベントで、Twitterでの関連投稿数が4万件を超えていたことがわかった。『渋谷「ワノ国」計画~仲間を集めて四皇カイドウと渋谷大決戦!~』と題し、東京・渋谷の街頭を巡る企画。開催期間は昨年12月1日~29日。
目的のひとつは、アニメ放送中のワノ国編の認知度拡大。イベントは、最終日に行われた、作品内で主人公たちと敵対するキャラクター、カイドウとの決戦がクライマックス。参加者はカイドウに挑むべく、それまでに味方側のキャラクターを集めなくてはならない。キャラクターは、スマートフォンの位置情報取得機能を用い、渋谷の特定の場所を訪れると発生するイベントをクリアすると手に入る。
決戦は特設Webサイト上を介して、集めたキャラを呼び出し、必殺技ツイートボタンを押すことで、カイドウにダメージを与えることができるというオンライン、オフラインを超えた長丁場のイベントだ。
決戦自体は10分間だったが、Twitterで4万ツイートを超えトレンド入りした。
カヤックでクリエイティブ・ディレクターを務める天野清之氏は、「渋谷の街と連動したことにより、ユーザーは抵抗感なくワノ国の世界へ没入することができた。キャンペーンとしては地域限定だったが、ソーシャルメディアも巻き込んだことで深く届けられた」と話す。