ティーバッグの外袋をおまもりに見立てた「リプトン」が12月1日、発売された。日本限定デザインで、商品名は「リプトン イエローラベル ティーバッグ10袋 おまもりデザイン」。12月中旬時点で、「多くのメディアに取り上げられ、消費者の皆さまの反応からも、注目されていると感じます」とユニリーバ・ジャパンカスタマーマーケティングで「リプトン」のアシスタントブランドマネージャーを務める小林令奈氏は話す。
外袋のデザインは5種類。ティータグには13種類の応援メッセージをランダムに記載した。外箱のパッケージはメッセージを書き込めるようになっており、受験生などへの応援グッズや、新生活に向けたプレゼントとしての販売を見込む。
「リプトンのブランドパーパス(ブランドの目的)は、『大切な人とのつながりを意識し、その時間を大事にしてもらいたい』というもの。それを商品として具体化することで、ブランドに共感してもらうきっかけになればと考えました」(小林氏)
また、日本旅行のおみやげとして、訪日観光客のインバウンド需要も視野に入れる。
「2020年のオリンピックに向けた日本らしい商品として見られることも意識しています。海外のブランドであるリプトンが、いかにその良さを失わずに日本らしい表現ができるか、試行錯誤を重ねました」(小林氏)