エルメスは昨年12月、プロジェクションマッピングを活用したインタラクティブな花火イベントを開催した。「銀座メゾンエルメス」(東京・中央)と、隣接する「Ginza Sony Park」(同)が連動した企画で、今回で2回目の開催となる。
「夢見る花火」と題したイベントで、「Ginza Sony Park」の特設ステージからレザー製の「花火筒」を振ると、「銀座メゾンエルメス」の壁面にさまざまな色の花火が打ち上がる。高さ45メートルの同店舗は、ガラスブロックで埋め尽くされた壁面が特徴。ブロック一つひとつが花火を構成するピクセル(画素)となり、聴覚をくすぐる軽快な電子音とともに、付近を行き交う人々の視線を集めていた。
エルメスと言えば馬だが、「銀座メゾンエルメス」とパリ、ニューヨークの店舗には「騎乗の花火師」が飾られている。これは1987年、創業150周年を記念し、フランス・パリはセーヌ川で催された花火大会の際につくられたもの。今回のプロジェクションマッピングは...
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