
中古スポーツ・アウトドア用品を扱う「トレファクスポーツ」(運営=トレジャー・ファクトリー)は11月23日、「有野実苑オートキャンプ場」(千葉・山武)で、買い取りと物販イベントを開催した。
「買取点数は20点ほどでしたが、狙い通り中上級者向けの品物が中心で、良質な商品を買い取ることができました」(トレジャー・ファクトリー スポーツ・インテリア事業長 鶴田敦氏)
当日は雨に見舞われ、満場予定だったキャンプ場来場者は4分の1程度に落ち込んでいたという。
潜在顧客層における認知獲得と新たな買取機会の創出が目的。ターゲットはキャンプ愛好家で、特に中・上級者の顧客拡大を狙った。そのためキャンプシーズンとなる5月〜9月ではなく、より中・上級者が集まる11月に実施。
取引のあるメーカーやキャンプ界のインフルエンサーによるイベントなども同時に開催し、来場者の関心を集められたという。
2018年10月の古物営業法の規制緩和により、事前の届け出があれば仮設店舗での買い取りができるようになった。「トレファクスポーツ」が屋外で買取・物販を行うのは今回が初めて。今後も、キャンプ場だけでなく、商業施設や屋外イベントなどで実施を重ね、より効果の高いイベントへ成長させる考え。