
ブランド品の並行輸入・販売を手がけるセキド(東京・渋谷)は1月21日、同社が運営するブランド品販売店「GINZALoveLove(ギンザ・ラブラブ)」の公式スマートフォンアプリに、購入した商品を記録し、買い取り参考価格を確認できる機能を追加した。価格は、同社が蓄積した総額300億円以上の購買データや市場相場などから独自に算出したもの。新たな商品を購入する際に下取りに出すことも可能。
1月21日から2月24日にかけては、全国の「GINZALoveLove」14店舗を対象に、商品の下取りをした場合、通常の下取り価格に10%上乗せするキャンペーンを実施する。期間内でも、上乗せした金額が1000万円に達した時点でキャンペーンは終了する。
セキドは、2016年12月にリユース事業1号店となる「イースター」を出店。ブランド品の買い取りを増やすため、社内研修の強化や資格制度の制定に取り組んでいる。新品と中古の「循環型ビジネス」創出を目指すという。
スマホアプリ「GINZALoveLoveアプリ」は2019年1月に配信を開始した。買い物をするとポイントが貯まるほか、店頭在庫を確認できる。同年8月に中国語に対応し、利用者拡大を図っている。