日産自動車は1月20日、1都6県の建設現場に、温かい缶コーヒーを詰めた「ドラム缶コーヒー」を差し入れるプロジェクトを開始した。同日から2月21日まで、差し入れてほしい現場の応募を受け付ける。希望日時は2月3日~28日で朝8時~深夜24時以降が選択できる。
缶コーヒーはダイドードリンコが提供。ドラム缶には「ダイドーブレンド デミタスブラック」「同 デミタス微糖」が入っており、1現場あたりの最大本数は250本まで。ドラム缶は特製で保温機能を搭載。気温の低い屋外の作業現場を考慮し、少し熱めの58℃以上の設定とした。建設業界で多用されているビジネスバン「キャラバン」に載せ、配って回る。ボディーカラーが黒色(ファントムブラック)の車両には「ドラム缶コーヒー ブラック」、茶色(インペリアルアンバー)の車両には「ドラム缶コーヒー 微糖」を積載。
配布時には、「差し入れ人員」を、助太刀(東京・渋谷)が運営する作業員の手配用スマートフォンアプリ「助太刀」アプリで募集する。
関東以外のエリアや、差し入れの抽選に外れた応募者には、さらに抽選で100の現場に「ダイドーブレンド デミタスコーヒー」シリーズの缶コーヒー1ケース(30本入り)、合計3000本を郵送する。
1月20日には、特設Webサイトでプロジェクトを紹介する動画も公開した。
ビデオリサーチの2019年度ACR/exによると、土木建設、建築従事者の45.6%が「週に5本以上」の缶コーヒーを飲む愛飲者。事務・研究職より20ポイント以上高い数値となっている。