大丸梅田店は1月15~28日、いわゆる「バーチャルYouTuber(VTuber)」を題材にしたポップアップストアを開催した。オープン初日の来場者数は1000人を超え、同日のうちに期間中の売り上げ目標を達成したという。
「VTuber」は、CGキャラクターに声を当てたり、操作したりして、タレントのように活動する人を指す。ネット動画サービス「YouTube」での動画配信で人気に火がついたため、YouTuber(YouTubeで動画を配信する人)と称されるが、同サービスの外に活動を広げているケースもある。
出店したのは、カバー(東京・千代田)。VTuber配信システム「ホロライブ」の開発や、VTuberプロダクション事業を手がける。ポップアップストアでは、同社に所属するVTuberのグッズや、オリジナル菓子を販売した。
これまでVTuber関連イベントは東京で開かれることが多く、地方在住のファンからも開催を望む声が寄せられていたという。
大丸梅田店の入口には所属VTuberを描いたシートを掲出したほか、店内の動画パネルでは「ホロライブプロダクション」の紹介動画を放映。ファンだけでなく、一般の来店客にもVTuberをアピールした。