日産自動車は11月19日〜28日の10日間、勤め先からの帰宅で新型「スカイライン」に試乗できるイベント「プロパイロット2.0帰宅試乗」を実施した。応募件数は400件を超え、うち30人以上が体験した。
「プロパイロット2.0」は、高速道路での運転をサポートする運転支援技術。参加者からは、「首都高のカーブでも安全に作動していて驚いた」「実際に体験してみるまでは不安だったが、ここまできちんとアシストしてくれると安心」といった声が寄せられた。
ターゲットは、電車の通勤ラッシュに疲れた会社員。「帰宅試乗」に当選すると、「プロパイロット2.0」を搭載した新型「スカイライン」の試乗車が職場まで出迎える。
「日産の販売店に足を運ぶ機会が少ない方に試乗してもらうための企画。満員電車に乗りたくないターゲットの気持ちをとらえ、多くの方に関心を寄せていただくことに成功したと考えています。残念ながら当選されなかった方に対しても、『プロパイロット2.0』や新型『スカイライン』に興味を持っていただけたのではないでしょうか」(日産自動車の遠藤祐貴氏)
自動運転技術に対して「本当に安全なのか」といった懸念が抱かれるなか、体験者の声をソーシャルメディアで発信。
「革新的な技術であることと、その確実さを多くの方に伝えられたと思います」(遠藤氏)