マックスバリュ北海道が、青果売り場で、保育園や幼稚園に通う児童向けの食育体験学習を続けている。バランスの取れた食生活の重要性や、栄養素について、クイズやアニメなども交えて学べるプログラムだ。
直近では11月22日、「マックスバリュ北1条東店」(札幌市)で実施。2回に分け、合計で43人の児童が参加した。
2012年に始めた取り組みで、20年3月のイオン北海道との合併後も継続する考え。2019年12月末時点でのべ502人が体験した。実施する店舗は、教室への参加を申し込んだ保育園や幼稚園などの施設に近い店舗から選ぶ。逆に、新規出店する際には、近隣の保育園や幼稚園に声をかけるという。
マックスバリュ北海道SM商品本部コーディネーター部の成田雅智氏(52週MD・ギフトグループマネジャー)は「2012年の開始以降、参加申し込みは毎年増えており、食育への関心が高まっていると感じる」と話す。青果売り場での実施は、食材への興味・関心を喚起し、教室と食卓を結びつけやすくする狙い。
食育を通じて国民の健康増進を推進する「ファイブ・ア・デイ協会」の会員として行う社会貢献活動の一環。講師は北海道栄養士会所属の食育インストラクターが務める。