宮崎県小林市は2019年11月29日、小林市産和牛のフリー画像素材サイト「oniku images(お肉イメージズ)」を開設した。公開から3日でのべ10万人が利用した。翌12月上旬には、同Webサイトの素材を用いたポスターを小林市内6カ所で掲出した。
「いい肉のまち小林市」の認知拡大と、畜産を主要産業とする同市への「ふるさと納税」の寄付金8億8000万円を目指す。開設日の11月29日は「いい肉の日」。
サイト内の画像は基本的に料金、期限、著作権いずれもフリーで使用可能。一部、人物を含む素材は2020年11月28日までという期限を設定している。延長する可能性もあるが、延長しない場合、広告での使用は取り下げが必要になる恐れがある。使用料が発生することはない。
ストックフォト大手「amana images」とのコラボレーション施策。企画を担当した電通CDC/Dentsu Lab Tokyoの越智一仁クリエーティブ・ディレクターは、「各所から好評を得ており、今後、素材の追加や、2020年の"いい肉の日"に第2弾を実施しよう、といった声もあります。予算や状況を踏まえての判断となりますが、より楽しんでもらえる内容にしたい」と話す。