サントリー食品インターナショナルは11月12日、数量限定で「C.C.レモンdeleteCラベル」を発売した。"みんなの力で、がんを治せる病気にする"プロジェクト「deleteC(デリート・シー)」に参加した。
deleteCとは、企業や団体が、自身のブランドロゴや商品、サービスから、Cancer(がん)の頭文字である「C」の文字を消してオリジナル商品やサービスを販売し、その売り上げの一部をがんの治療研究に寄付するプロジェクト。
発起人は、元NHKの制作プロデューサーである小国士朗氏。以前よりサントリー食品インターナショナルと関係のあった小国氏から直接相談を持ちかけられたことをきっかけに、プロジェクトに賛同したという。
「C.C.レモンdeleteCラベル」では、ラベルに記載された商品ロゴの「C.C.」の部分に上から大胆に線を引き、「C」を消去。同社には、ほかにも名前に「C」が付く商品がいくつかあるが、「C.C.レモン」には2つ「C」が含まれていたため、白羽の矢が立った。ラベル下部には、deleteCプロジェクトのロゴを大きく記載し、プロジェクトに参画していることをわかりやすく表現した。
「商品を通じて、がんの治療研究の一助となり、がんを治せる病気にしたいと感じている方々にとって希望の光が増えていくことを目指します」(サントリー食品インターナショナル ジャパン事業本部 ブランド開発事業部 課長 阿部泰丈氏)