企業の公式アカウント運用の極意 バズりよりも、日々の積み重ねを
森美術館では現在、Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、Flickr、TikTok、そしてClubhouseと7つのSNSで公式アカウントを開設しています。
テレビCMからソーシャルメディアの投稿まで、消費者との接点が格段に増えたことで、おのずと広告・コンテンツ制作が必要とされる場面も、そのバラエティが広がっています。担当者自らに制作スキルが求められるもの、外部のパートナーのディレクション力が求められるものがありますが、本特集では双方を織り交ぜながら、特にアウトプットの完成度を高める実践的ノウハウ・考え方を解説していきます。
森美術館では現在、Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、Flickr、TikTok、そしてClubhouseと7つのSNSで公式アカウントを開設しています。
もともとSNSの利用が活発だったZ世代ですが、コロナ禍で家にいる時間が増加した結果、彼らのSNSの利用実態やトレンドも大きく変化しました。
新聞広告や交通・OOH広告など手触り感のあるグラフィック広告を効果的に活用し、コミュニケーションの深度を高めている秀逸事例を紹介します。
グラフィック広告の企画・制作というテーマは場合によっては非常に狭義な職人的なカテゴリーの話に聞こえます。しかし、一枚の紙面に物事をまとめていく作業は現代の広告コミュニケーションにおいて非常に重要スキルの一つであると私は捉えています。
今回のテーマはグラフィック広告、主にOOH広告がテーマということなので、私が仕事をする上で、OOH広告について普段考えていることをお伝えしていきます。
「『映像表現』のクリエイティブ・ディレクション」というテーマですが、僕は映像表現の監督(ディレクター)という立場で表現に携わっています。クライアントの担当者さんと、映像のディレクターが直接対面する機会は、通常のCM制作の現場だと撮影の現場や試写のタイミングに限られると思います。今回はこのような機会をいただいたので、僕なりの現場の声をお伝えしてみようと思います。
マーケティングコミュニケーション手段の中でも情報量が多く、インパクトも強く残すことのできる「映像」。数ある映像クリエイティブのなかで、廣瀬氏、牧野氏が選んだ秀逸事例6つを紹介します。
この私が「クリエイティブ・ディレクション」を語る!?筆を進めている今この瞬間も、皆さんの期待に応える内容が語れるのか、正直自信がありません(笑)。
クリエイティブ・ディレクションの知識・スキルは宣伝担当者にとってなくてはならないものです。ここではクリエイティブ・ディレクションのプロが選んだ秀逸事例を紹介します。
本題に入る前に簡単な自己紹介を。僕はいま大きく3つの活動をしています。ひとつはmonom(モノム)というプロダクト開発に特化した博報堂のクリエイティブチームの代表としていくつかの事業開発を行っています。博報堂が発行する雑誌『広告』の編集長もしています。あとひとつ、社外でYOY(ヨイ)という家具や照明のデザインを行うデザインスタジオを主宰しています。