若手が担ったリブランディング 変えること・変えないことの判断基準
「ファシオ」のデビューは2000年。FASION&FUNCSIONを掲げ、ウォータープルーフのマスカラを主力とした、機能性が高いブランドとして認知されていました。
テレビCMからソーシャルメディアの投稿まで、消費者との接点が格段に増えたことで、おのずと広告・コンテンツ制作が必要とされる場面も、そのバラエティが広がっています。担当者自らに制作スキルが求められるもの、外部のパートナーのディレクション力が求められるものがありますが、本特集では双方を織り交ぜながら、特にアウトプットの完成度を高める実践的ノウハウ・考え方を解説していきます。
「ファシオ」のデビューは2000年。FASION&FUNCSIONを掲げ、ウォータープルーフのマスカラを主力とした、機能性が高いブランドとして認知されていました。
近年、商品・サービス開発のプロセスにデザイン思考や人間中心設計といった考え方を取り入れる企業が増えています。デザイン思考の第1ステップにはユーザーへの共感が置かれていますが、これはプロダクトデザイナーが自然と行っているユーザー目線に立った発想を再現するものです。
今回、私たちが開発した『RICOH eWhiteboard 4200(大型電子ペーパー)』は、建設業や製造業の現場、医療現場などの業務をデジタル化するためのソリューションです。開発から事業化、発売後に至るまで、お客さまからのフィードバックを基に商品を磨き上げていきました。今回はその取り組みを軸に、お話していきたいと思います。
印刷技術や素材の進化によって、生活者それぞれの価値観や生活に寄り添ったプロダクトを提供できるようになりました。ここでは、寄稿者2名が注目する秀逸事例を4点、紹介します。
月刊『宣伝会議』2017年9月号から全6回で連載していた「デジタル時代のプリントメディア」シリーズでは、国内外のブランドがデジタル印刷テクノロジーを活用したコミュニケーションの多様化を進める中で、どのようにフィジカルなメディアを活用し効果を出しているかを複数の事例を基にご紹介させていただきました。
「お客様のために進化する」、これがアスクルのDNAです。私たちが目指しているのは、お客さまと社会にとって必要なものを、もっとも望ましいかたちで提供すること。常にお客さまの声を聞きながら、商品、サービス、システムを進化させ続けています。
私はトイクリエイターとして20年以上おもちゃの企画に携わり、これまでに数百個にのぼるおもちゃを世に出してきました。その中には売れたものも売れなかったものもありますが、とにかくアイデア発想に追われる日々を送っています。
お仕事は何をされているんですか?と初対面の方に聞かれた時、最近こう答えています。
コピーライターと名刺に書いて早13年。年々思うのは、「コピーを書く才能・企画をする才能」というのは結局、「どこまで根気強く考えられるか」に尽きるのではないかということ。
「広告とは何か?」。これは非常に難しい問いなのですが、あえて端的に答えるとすれば、「広告とは効果のあるコミュニケーション」だと思います。