スターフライヤーは8月7、8日の両日、ブランドカラーの黒で演出した縁日風のイベント「黒い縁日~BLACK SUMMER PARTY~」を開催した。国内航空券が当たる千本引きや、獲得点数に応じてモデルプレーン(飛行機のミニチュア模型)などの景品がもらえる輪投げ、黒いヨーヨー釣りなどを用意。黒いものか、スターフライヤーの羽田発着路線(北九州、福岡、大阪、山口宇部)にまつわるものを見せた人は、参加を無料とした。
イベントの目的は、スターフライヤーを認知している層やファン層に加え、まだ認知していない層へアプローチすること。開催場所は東京交通会館(東京・千代田)の1階イベントスペースに。通行量の多い場所として丸の内や新宿、日比谷、渋谷なども挙がったが、会館2階にスターフライヤーのアンテナショップがあったことが決め手になったようだ。
「黒い縁日」の1日あたり来場者数は、昨年9月に会館のアンテナショップで実施したイベントのそれと比べ、約4.7倍となった。目標は2.5倍だったという。
「黒い縁日物品を実現するにあたり、制作を断られたものもありました。縁日らしくカラフルなものが入っていてもいいのではとの案も出たが、ソーシャルメディアへの投稿を考えると、当社を強く印象づけられると考え、徹底的に黒にこだわりました」(スターフライヤー マーケティング部の岡田治子氏)