京成電鉄とタカラトミーは7月13日から8月31日にかけて、京成立石駅(東京・葛飾)を中心とした夏休み特別企画を実施した。京成電鉄の創立110周年とタカラトミー「プラレール」誕生60周年を記念した企画。京成立石駅ほか8駅と、タカラトミー本社が、同じ葛飾区内にあったことをきっかけとして、コラボレーション企画が実現したという。
メインは、京成立石駅構内に設置した、「けいせいたていし プラレール駅」。また同駅の列車接近メロディーや、構内アナウンスの一部を「プラレール」にちなんだものに変更した。
東京都内の京成電鉄の5駅と区内8つの商店街が連携した「おいでよ!プラレールスタンプラリー」は7月13日から8月31日まで実施。同期間には、「けいせいたていしプラレール駅」開業記念乗車券も販売した。駅には夏休み前から多くの来場者があり、スタンプラリーで全駅のスタンプを集めるともらえる「コンプリート達成証」は、8月12日時点で1675枚を引き換えた。
「『けいせいたていしプラレール駅』は関連イベント終了後も約1年間設置される予定です。プラレールや鉄道ファンを中心に幅広い方に下町文化が残る葛飾区に足を運んでいただきたいです」(京成電鉄 鉄道本部計画管理部鉄道企画担当 課長補佐 矢野友亮氏)