「串カツ田中」は7月16日、月額500円(税抜)で期間中に対象のドリンクを一杯199円(税抜)で飲むことができる「田中で飲みPass定期券」紙版の販売を開始した。同月22日からは公式サイトと公式LINEから、Web版の「定期券」も購入できるようになった。販売数は7月中だけで2万5000枚以上となった。
また、7月22日から8月9日までは、串カツが全品100円となる「田中史上最強キャンペーン」も実施。期間中に定期券を併用することで、キャンペーンをよりコストパフォーマンスの高い形で利用できるようにした。
6月にほぼ全店での完全禁煙を実施し、ファミリー層や非喫煙層の獲得に注力する串カツ田中だが、一方で本来の「串カツ専門店」「大衆居酒屋」のイメージが薄れた面もあった。今回の施策は、そのイメージを消費者に改めて印象づけるべく実施したという。
串カツ田中ホールディングスの山北伸太郎氏(経営戦略部 広報)はターゲット層について、「新規、既存を問わずアルコールを嗜む全てのお客さまです。以前と比べて認知は高まっていますが、実際に利用いただいている方は、まだ市場に対して少ないのが現状です。より多くの方に『お酒を飲むなら串カツ田中』と感じていただくことが今回の施策の狙いです」と話した。