今年2016年から来年にかけ、銀座~京橋で相次いで大型複合施設が開業する。日本橋でもプロジェクトが進行中だ。銀座エリアでは初となる、観光バス乗降スペースができたり、京橋にも観光案内所がオープンする。日本人消費者はもちろん、訪日客の流れもさらに拡大しそうだ。新たなメディアとなる可能性を秘めたエリアに着目した。
「京橋エドグラン」は、江戸時代から続くまちづくりの歴史と、日本の未来のグランドデザインを同エリアから発信したい、との意図を込めた名称だ。
東京・京橋に大型複合施設
「京橋エドグラン」今秋開業
日本土地建物ら4社が進める東京・京橋の再開発プロジェクトで、建設中の複合施設名称が1月19日、「京橋エドグラン」に決定したことが発表された。今秋にも開業予定だ。前後して、明治ホールディングスと傘下の事業会社、グループ会社が同施設に本社機能を移すことも明らかになった。
京橋エリアは、JR東京駅がほど近く …
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