「私は、朝の紅茶です」、「コーヒーがちょっと重い朝もある」、「水だと少しモノ足りない」のコピーとともに、中づり広告には若い女性の爽やかな笑顔が弾む。
通勤中のビジネスパーソンに「朝の爽やかさ」を届ける
森永乳業は、リプトンの新ブランド「朝の紅茶」の発売プロモーションを2015年9月7日~20日に展開した。ターゲットは、通勤中のビジネスパーソン。彼・彼女らに新商品を認知・体験してもらうべく、電車内での交通広告、駅構内でのポスター、販売店舗までの動線となるロングフロア広告、駅構内でのサンプリングを東京駅(JR)、新宿駅(JR、東京メトロ)、品川駅(JR)の3駅で実施した。
通勤ラッシュの時間帯にサンプリングを行うことは珍しいが、商品の特性を考えると朝晩の通勤時間帯に集中して展開することが効果的と考えた。駅関係者の協力も得ながら、安全面にも十分配慮した上で実現。朝の雰囲気を演出するために、パジャマを着用したコンパニオンがサンプリングを実施した。朝の時間帯はすぐに飲んでもらえるよう冷やした状態で、夕方以降の時間帯は翌朝に冷やして飲んでもらえるよう常温で手渡す、という工夫もあった(※一部場所では朝も常温配布)。これには、目を引く、可愛い、などの感想が寄せられ、好評を得た。一方、ターゲット層の通行が少ない昼にはあえてサンプリングを休止。「朝の紅茶なので、午後はお配りしていません」と書かれた休止幕を下ろして、ターゲット層以外の通行人にとっても気になる演出を行った。
また、フロア広告では、改札口やホームから近隣の店舗に向けて …
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