広告主第一号はJR東日本ウォータービジネスだった。商品はミネラルウォーター「From AQUA(フロムアクア)」で、アイドルグループ「乃木坂46」が出演。まど上デジタルサイネージ3枚が連動する専用映像を用意した(写真左上)。
「サイドチャンネル」ではメイキング映像を流した(同右上)。
廃止が取りざたされた「中づり広告」も復活。中央に見える金属レール部分に掲出する(同左下)。
トレインチャンネルも17インチに拡大した(同右下)
「ビーコン」も搭載商用化を模索
3連デジタルサイネージなどを新たに搭載した、山手線の新型車両「E235系」は、2015年11月30日に運行を開始した。同日時点で、12月18日から2016年4月2日までの広告枠に出稿を申し込んだ企業が15社だった。「E235系」は、当初は廃止とされた「中づり広告」が復活となり、話題となった車両だ。
「E235系」の広告料金は、約2週間を1期として1430万円。飲料や家電、観光関連といったキャンペーンでの利用が決まっており、複数の期にわたって出稿を希望する企業もある。当面は、1編成11車両すべてへ広告を出す「AD トレイン」のみを販売する。
スマートフォンと通信し …
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