リスナーに、実際に屋外広告を目にする場所を聞き、掲出場所を決めた。
リスナーが実際に目にする
屋外広告の場所を投稿
10~20代をメインのリスナーに持つRCCラジオ(中国放送)の番組『RadiPrism(ラジプリズム)』は、都市間高速バス、広島県内外の運行バス、広島空港へのリムジンバスなど広島のバスネットワークの拠点となるターミナル、広島バスセンターを中心にデジタルサイネージ、駅ばりポスターを実施した。
通常の宣伝活動と異なるのが、そもそもの掲示場所を、番組のリスナーから募集した点だ。
番組内でも屋外広告を紹介し、それを踏まえターゲットとなるリスナー自身が目にする場所を投稿してもらった。
広島バスセンターコンコースや待合室内デジタルサイネージに加え、2015年3月に開業したJR新白島駅などにも駅ばりポスターを展開した。
番組のキービジュアルと、夜10時から生放送であることをシンプルに打ち出したクリエイティブ。LINEのマークやQRコードを付け、番組について詳細を知りたい人をウェブへ誘導した。
また広島バスセンターのデジタルサイネージでは、音声入りの動画の配信も実施。同デジタルサイネージはFeliCaリーダーを搭載しており、興味を持った利用者がスマートフォンでタッチすると番組のサイトに行くことができる仕組みも作った。
掲示が始まると、番組の公式TwitterやLINE内で「デジタルサイネージで動画を見た!」「駅のポスターを見た!」といったコメントや、その画像が寄せられるなど、リスナーからの反響が得られている。並行して行った「掲示してほしい学校募集」企画では …