一瞬の間に、いかに消費者の視線をとらえるか。クスリと来るビジュアルを用意してみたり、インタラクティブな仕掛けを施したり。世界各国のアイデアがキラリと光る屋外広告・交通広告の事例を集めてみた。
イギリス
スマホ充電サービスをアピールするポスター
英国のマクドナルドが店外に向けて掲出したポスター。店内でのスマートフォン充電サービスをアピールするための施策。アニメーションする仕組みで、通電中のアイコンがハンバーガーをモチーフにしたデザインになっている。シンプルながら国籍問わず伝わる表現だ。
英マクドナルドは、店舗にスマートフォンにプラグを差し込まずに充電できる「ワイヤレス充電」用設備がある。ほかの欧州エリアの店舗でもテストを行っていた。あるマクドナルド店舗では、来店者がワイヤレス給電サービスに殺到し、充電できるようになるまで30分待ちの状況になったという。
英字紙の報道では、スマホ充電サービス以外にも英国のマクドナルドはデジタル化に積極的で、例えばリバプール店では、カウンターで待たずに注文できるタッチパネル式のデジタルサイネージを設けている。決済もスマホやカードなどで可能だという。タブレット端末の無料貸し出しも行っているとのこと。
香港
ナイキ、往年の名スニーカーをトレーディングカード化
2015年はナイキの名スニーカー「エアマックス'95」が発売20周年を迎えた年。
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