企業のSNSアカウントを任されたら、押さえておくべき10のこと
企業の認知向上やファンづくりにおいて、SNSの活用が一般的になってきた。しかし漠然と運用するだけでは期待する効果が見られず、場合によっては企業イメージの棄損につながることも。そこで担当者が気を付けるべきポイントを、SNS運用に詳しい有識者5名に聞いた。
SNS上で自社に関するポジティブな話題が広がるようにするために、広報担当者が今知っておきたいことをレポート。進化するSNSプラットフォームとユーザー側の変化に加え、公式アカウントを運用するにあたっての基本やケーススタディ、動画の撮影ポイントなども掲載しています。新たに公式アカウントを立ち上げたい、SNS上での情報発信・広聴を強化したい、危機管理広報やパブリシティ獲得、採用広報など多様な視点からSNS戦略を見直したい。そんな悩みに、専門家や実務家がこたえます。
企業の認知向上やファンづくりにおいて、SNSの活用が一般的になってきた。しかし漠然と運用するだけでは期待する効果が見られず、場合によっては企業イメージの棄損につながることも。そこで担当者が気を付けるべきポイントを、SNS運用に詳しい有識者5名に聞いた。
2022年のTwitter買収に伴い、認証バッジ有料化等の仕様が変更されたように、プラットフォームは進化していくもの。そう捉え、企業アカウント運用にあたっては、プラットフォームの動向を注視しておきたい。ではどのような備えが必要か。
企業が各国で活用している6つのプラットフォームを紹介する。まだ日本ではなじみが薄いものも、その特性を理解しておけば、潮流に合わせた広報活動をしやすくなる。
SNSにおける企業の公式アカウントの運用は企業の認知拡大などの効果が期待できる一方で、「炎上」など企業イメージの低下を招くリスクも伴う。どのような方針や対策を取ればリスクを防ぎ、効果を最大化できるのだろうか。
B.LEAGUEに所属するプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」は6つのSNSを活用しファンと交流を図っている。
公式アカウント一覧をコーポレートサイト内に掲載し、関連情報をまとめているTOTO。「ファンとのきずなづくり」「商品やサービス、CMに関する情報配信」とアカウントごとにその内容を整理する。
熊本県人吉・球磨地区を中心にスーパーマーケット・書店などを展開しているサンロード。同社で情報システム課の課長を務める花園健一氏は、SNSに投稿する動画に自らが出演。歌ったり躍ったりといったコミカルな動きで商品や特売情報を紹介する様子が注目を集めている。
「芋焼酎なのにライチのような香り」。そんな声がSNSで広がっているのが芋焼酎「だいやめ」だ。濵田酒造が創業150年を迎えた2018年に発売。2019年には酒類の国際品評会での受賞ニュースが日本に逆輸入し話題になるなどファンを獲得。2022年の出荷数はコロナ前の2019年比で6倍となった。
TikTokで盛り上がりを見せる「縦型ショートドラマ」。短尺でストーリーを展開していくこの手法を活用することで、若い世代とのコミュニケーションを図る事例も出てきた。
広報担当者が個人名や自身の写真を公開してSNSアカウントを運用するケースが見られている。このような形で発信を行うメリットや注意点を、個人アカウントで多くのフォロワーとつながる広報担当者に聞いた。