企業のSNSアカウントを任されたら、押さえておくべき10のこと
企業の認知向上やファンづくりにおいて、SNSの活用が一般的になってきた。しかし漠然と運用するだけでは期待する効果が見られず、場合によっては企業イメージの棄損につながることも。そこで担当者が気を付けるべきポイントを、SNS運用に詳しい有識者5名に聞いた。
SNS広報
熊本県人吉・球磨地区を中心にスーパーマーケット・書店などを展開しているサンロード。同社で情報システム課の課長を務める花園健一氏は、SNSに投稿する動画に自らが出演。歌ったり躍ったりといったコミカルな動きで商品や特売情報を紹介する様子が注目を集めている。
花園氏がSNSを活用し始めたのは2016年。スーパーマーケットが扱う商品数は多く、新商品やお勧めしたい商品が埋もれていることに課題を感じた花園氏は、当時流行しつつあったYouTubeで商品紹介をスタートした。
「コロナ禍では試食販売ができなかったので、商品の風味や味わいを伝えられるような動画を意識。お客さまからも『参考になった』との声をいただきました。また、動画で話した商品情報は、店内放送にも役立てています」と花園氏。また、最近では求人活動も動画投稿の目的となっている。
TikTokのフォロワーが1万人を突破した時期から取材の相談も増え、地元テレビ、情報誌などのほか、ウェブメディアへの出演も行っている。これにより、遠方からの来店増加や、顧客との親密度が上がっているのを感じているという。
「いい蜂蜜の見分け方教えます!」と題した...