企業コミュニケーションの核 「コーポレートサイト」刷新6つのポイント
非対面で企業情報を発信する重要性が増しています。コーポレートサイトを訪れるステークホルダーは今、どんな情報を期待しているのでしょうか。カタログを脱却しメディア化するコーポレートサイトの流れをふまえ、リニューアルの指針となる考え方を整理します。
企業情報を発信する「コーポレートサイト」。その重要性が増しています。長引くコロナ禍で、非対面でのコミュニケーションの質を上げるには、ステークホルダーとの重要な接点である「コーポレートサイト」を見直し、企業の価値や魅力を深くタイムリーに伝える場へと変えていく必要があります。しかし実際、サイトを刷新するとなると、一筋縄ではいきません。リニューアルの準備・段取りの基本から、実例までレポートします。企業だけでなく大学、自治体のホームページ改革の例も参考にして下さい。
非対面で企業情報を発信する重要性が増しています。コーポレートサイトを訪れるステークホルダーは今、どんな情報を期待しているのでしょうか。カタログを脱却しメディア化するコーポレートサイトの流れをふまえ、リニューアルの指針となる考え方を整理します。
スタンスメッセージ「正直品質。」を軸に、同社の想いが伝わるサイトを目指し2021年5月、コーポレートサイトを一新したファンケル。社長賞も受賞したリニューアルプロジェクトの裏側を聞いた。
2020年2月、コーポレートサイトを一新した日本水産(以下、ニッスイ)。これまで分離していた商品情報と企業情報を統合して回遊性を高め、同社の幅広い取組みやこだわりをステークホルダーが「発見」できるサイトに進化させている。
2009年の社名変更以来となるリニューアル。サービスの多様化や変更により、複雑になっていたサイトを整理したことで、サイト経由のリード獲得や社内外への事業認知拡大にもつながっているという。
熊本県内に複数のキャンパスを持つ崇城大学。同大は2011年と2018年に2回の大規模なサイト改修を行っており、その結果、日経BPコンサルティング主催の大学サイトユーザビリティ調査で3位(2020年)を獲得。有効な刷新のポイントを聞いた。
静岡県島田市では、2019年の「デジタル変革宣言」を端緒に、DX推進課が立ち上がった。同課のミッションは、DXを通じた庁内業務の効率化と市民のメディアリテラシーの向上。その一環として、「HPの機能強化」もあった。
コロナ下で、事業見直しや今一度自社の価値・ビジョンを再設定する企業も少なくない。今後コーポレートサイトリニューアルを行うにあたっての課題は何か、アンケート調査を行った。また悩みとして多く寄せられた「費用の相場」については規模別で専門家に聞いた。
企業の顔となるコーポレートサイト。そのリニューアルの流れや見積の考え方は?制作効率改善のため制作ガイドラインの提供等を行っている、一般社団法人Interactive Communication Experts(以下I.C.E./アイス)に聞いた。
サイトを制作、リニューアルするとなれば、多くの企業が外部に発注することになるだろう。その際の“あるある”トラブルをITに強みを持つ弁護士に解説してもらった。事前に知っておくことで、プロジェクトの円滑な進行の一助としてほしい。
コロナ禍、リアルな接点の減少からコーポレートサイトの役割が再考されている。テレビ制作者は、どういう点をチェックしているのか。リニューアルの参考にしてもらいたい。