第53回コピーゴールドを受賞した水野百合江氏は、今年から中高生部門の審査員を務めます。次世代のクリエイターに向けたメッセージもいただきました。
「1000本提出」と見て、気合いが入ったのがよかったかも。
──「宣伝会議賞」に応募したきっかけを教えてください。
証券会社で営業をしていたころにコピーライター養成講座に通っていて、賞の存在を知りました。コピーを書く場が講座だけだったので、挑戦の機会として応募しました。
子どものころは特にこういう仕事に就くことはイメージしていなくて⋯今となって思えば、国語が好きで、ことわざをたくさん覚えようとしていたので、言葉への興味はあったのかもしれません。
──賞にはどのように向き合っていましたか。
普通の会社員だったので、昼休みや電車の中、退勤後のカフェなどで考えていました。当時インターネットで他の人の取り組み方を調べたら、1000本くらい...
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