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宣伝会議賞

講座以外でコピーを書ける挑戦の場―私と「宣伝会議賞」(1)

水野百合江氏(谷山広告)

第53回コピーゴールドを受賞した水野百合江氏は、今年から中高生部門の審査員を務めます。次世代のクリエイターに向けたメッセージもいただきました。



谷山広告
コピーライター
水野百合江氏

新卒で野村證券に入社。4年間営業として勤務するが、宣伝会議賞コピーゴールド受賞をきっかけに、コピーライターに転職。制作会社キューで働いたのち、谷山広告へ。谷山雅計氏のもと、2018年より宣伝会議賞やコピーライター養成講座の広告コピーを担当。2022年TCC新人賞を受賞。

「1000本提出」と見て、気合いが入ったのがよかったかも。

──「宣伝会議賞」に応募したきっかけを教えてください。

証券会社で営業をしていたころにコピーライター養成講座に通っていて、賞の存在を知りました。コピーを書く場が講座だけだったので、挑戦の機会として応募しました。

子どものころは特にこういう仕事に就くことはイメージしていなくて⋯今となって思えば、国語が好きで、ことわざをたくさん覚えようとしていたので、言葉への興味はあったのかもしれません。

──賞にはどのように向き合っていましたか。

普通の会社員だったので、昼休みや電車の中、退勤後のカフェなどで考えていました。当時インターネットで他の人の取り組み方を調べたら、1000本くらい...

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