本部門は2016年、第54回「宣伝会議賞」の開催とあわせて新設いたしました。時代の変遷とともに、メディア環境は大きく変化しています。特にWebの登場によって、「一億総メディア時代」とも言われるように、個人がメディアとなって情報発信できる時代が到来しています。誰もが「発信者」になれる時代だからこそ、中学生・高校生の皆さまに、広告コピーとの関わり合いを通じて、コトバの魅力やパワーを実感し、もっと活用してもらいたい。こうした想いから、本部門を立ち上げました。
概要
●募集期間
2022年9月1日(木)~11月1日(火)
●応募資格
応募締切日の11月1日(火)時点で、国内外の中学校・高等学校(通信制含む)に所属する方
●応募方法
個人応募:「宣伝会議賞」特設サイトより応募
団体応募(学校・塾・児童館など):郵送(紙)・メール・フォームのいずれか選択の上、応募
●賞およびその内容
グランプリ(1点)、準グランプリ(1点)、ゴールド(1点)、シルバー(1点)、ブロンズ(1点)、協賛企業賞(各社1点)
●入賞作品の発表
入賞者(担当教員)へ事前連絡のうえ、月刊『宣伝会議』2023年4月号をはじめ、当社運営メディアに掲載を予定。
●審査方法
日本の広告界を牽引するクリエイティブディレクター、コピーライターによる審査
応募作品数/応募者属性
取り組みのヒント
学校で、家庭で、会社で。社会とつながるきっかけに
中高生部門は、全国の中学校・高等学校で「国語科」「情報科」「総合的な探究の時間」「マーケティング」などの授業で取り組んでいただいています。
表現を磨くだけではなく、コピーライターや宣伝・広告の仕事を知るきっかけにも。団体応募は今年から、学校以外の団体での応募が可能になりました。
キャリア学習や、インターナルブランディングの一環としてご活用ください。
審査員からのワンポイントアドバイス
特設サイトの課題詳細ページに、各課題のワンポイントアドバイスを掲載しています。応募のヒントにご活用ください。
審査員長・阿部広太郎氏の解説動画公開中
はじめてキャッチフレーズづくりに取り組む方に向けた動画を、特設サイト及び「宣伝会議」YouTubeチャンネルで公開しています。「そもそも」「たとえば」「つまり」。3つの接続詞で自分の心の声を聴いてみましょう。
団体応募校の声(実施アンケートより抜粋)
生徒の声
●普段何気なく見ているCMや広告は、その企業ではなくプロの人が作っているということを初めて知りました。
●ただかっこいいキャッチフレーズをつくるのではなく、短い言葉で、どれだけ詳しく、説得力があるものにできるかということが、とても大切なのだと学びました。
●阿部広太郎さんの、「あなたにしか書けない言葉がある」というお話に励まされました。言葉が好きなのでいつまでも諦めずに書き続けたいです。
先生の声
●楽しく、深く言葉と向き合い、人を想って言葉を文字に表すことがいかに尊いか、ということを授業の中で体験させることができました。生徒の感性は想像を超えます。
●テーマや企業について調査し、どうしたら言葉で魅力が伝わるのかを考える良い機会になりました。
●短文のコピーを考えるというのは生徒にとって取り組みやすく、自分で創意工夫を凝らす面白さも実感しやすかったと思います。