漫画のセリフの無断転載は著作権侵害になる?
ネタバレサイトに、連載漫画のほぼ全てのセリフが絵(コマ)の一部とともに無断掲載されたことについて、先日、裁判所は、著作権侵害と判断しました。発信者情報開示請求という、無断掲載者の氏名、住所、メールアドレス等の開示を求める手続での判断ですが、今回は、これを契機に、漫画のセリフについて考えます。
ネタバレサイトに、連載漫画のほぼ全てのセリフが絵(コマ)の一部とともに無断掲載されたことについて、先日、裁判所は、著作権侵害と判断しました。発信者情報開示請求という、無断掲載者の氏名、住所、メールアドレス等の開示を求める手続での判断ですが、今回は、これを契機に、漫画のセリフについて考えます。
ここ最近、NFTの利用が広がっています。国内外の著名アーティストもNFTを発行している上、Twitterの創始者Jack Dorsey氏の初ツイート(約3.1億円)、Beeple氏のデジタル作品(約75億円)など、高額で落札されたNFTもあります。今回は、最近話題のNFTを考えます。
先日、ボクシング映画の宣伝のための「SHIBUYA BOXING ART」広告が、アーティストや映画製作委員会との連絡の不備などを理由に取り止めとなりました。この広告は、絵具を付けたボクシング・グローブによって描かれましたが、ボクシング・ペインティングの手法は、篠原有司男氏が有名です。今回は、この事案を題材に、制作手法の模倣について考えます。
先日、大阪高裁で、現代美術家の作品と似た「金魚電話ボックス」について、著作権侵害が認められました。
当社では、プロモーション動画の撮影の際、雰囲気作りのために、登場人物に人気キャラクターのぬいぐるみを抱かせる予定です。キャラクターの著作権者の承諾は必要でしょうか?
先日、『ドラゴンクエストV』をノベライズした小説家が、映画『DRAGON QUEST YOUR STORY』において、小説の登場人物の名称を無断で改変及び利用されたなどとして、映画製作会社側に損害賠償請求等を行ったとの報道がありました。今回は、これを契機に、キャラクター名の利用について考えてみます。
先日、女性芸能人の顔写真を合成して、偽のアダルト動画を作成及び販売したなどとして、動画作成者が逮捕されました。ディープフェイクに関する日本初の逮捕者のようです。今回は、これを契機に、ディープフェイクの著作権法上の問題について考えます。
Q. 当社は、商品の展示会をオンラインで開催する予定です。著作権法上、リアルでの開催に加えて注意すべき点はありますか?
宣伝担当者が知っておくべき著作権に関する基礎知識を身近なトピックスを例に挙げ、解説。14回目の今回は、動画投稿の削除申請について考えます。
本年7月、「リツイート行為が氏名表示権侵害になり得る」旨の最高裁判決がありました。判決には批判もありますが、Twitter利用者への影響も少なくありません。この事件の高裁判決は第5回でも取り上げましたが、今回は、最高裁判決を契機に、リツイートについて再考します。