「エピソード」の広報宣伝利用
先日、ある作家が、自身が創作した怪談話を、お笑い芸人が出演番組において無断で話したなどとして、お笑い芸人に抗議していました。
先日、ある作家が、自身が創作した怪談話を、お笑い芸人が出演番組において無断で話したなどとして、お笑い芸人に抗議していました。
AIによる画像生成サービスが話題です。利用者が単語やフレーズを入力し、それに沿った画像を自動生成するなどのサービスで、DALL・E2、Midjourney、Disco Diffusion、Stable Diffusion などがあります。
今年の7月下旬に、NFTについて、幾つかの興味深いプレスリリースがありました。ポテトチップス、ファイナルファンタジー、BE@RBRICKなど、一般消費者にも馴染みある商品にNFTを利用するというものです。
フランスの婦人靴ブランドChristian Louboutinは、赤いソールの靴で有名です。同社は、赤いソールの婦人靴を製造していた他の事業者に対して、製造や販売の差止、損害賠償等を請求しましたが、東京地裁は、Louboutinの請求を棄却しました(東京地判令和4年3月11日)。
先日、あるYouTuberが「ゆっくり茶番劇」という名称を商標登録(第6518338号)した上、「使用者に年間10万円の使用料を請求する」などと表明したため、大炎上となりました。
本年3月、大阪・関西万博公式キャラクターのデザインが決定しました。「いのちの輝きくん(仮)」です。個人的には好きですが、インパクトのあるデザインで、賛否両論を呼びました。
自身を誹謗中傷するTwitterの投稿に「いいね」を押され、名誉を毀損されたとして、損害賠償を求める訴えがありましたが、先日、裁判所は、名誉毀損を否定しました(東京地判令和4年3月25日)。
先日、あるイラストレーターの作品にトレース疑惑が浮上し、作品集やグッズが販売停止となりました。昨年には、別の作家のトレース疑惑もありました。トレース疑惑は「トレパク」ともいわれ、比較的頻繁に問題となっています。今回は、これらの事案を契機として、トレースについて考えます。
2021年、NFTは、流行語大賞にノミネートされるほど話題となりました。NFTは、ブロックチェーン技術を利用した、「偽造が困難な保有証明書付のデジタルデータ」など説明されます。NFT市場の今後には様々な見方がありますが、日本向けの新サービスも続々と予定されているなど、さらなる市場拡大も期待されます。
先日、「会議が変わる。会社が変わる。」というキャッチコピーについて、著作物性を否定する裁判例がありました(知財高判令和3年10月27日)。今月号には、「宣伝会議賞」の一次審査の結果も掲載されています。今回は、これに便乗して、キャッチコピーの著作物性について考えます。