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宣伝担当者が知っておきたい 著作権なんでもQ&A

タレントが演奏している映像をSNSに投稿し、コラボ動画の投稿を呼び掛ける予定。 著作権法上、注意点はある?

岡本健太郎氏(骨董通り法律事務所)

宣伝担当者が知っておくべき著作権に関する基礎知識を身近なトピックスを例に挙げ、解説。22回目の今回は、「コラボ動画」について考えます。

    今月の質問

    当社では、プロモーションの一環として、タレントが音楽を演奏している映像をSNSに投稿し、広く一般に、コラボ動画の投稿を呼び掛ける予定です。著作権法上、注意点はありますか。

POINT 1 コラボ動画

新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、複数人が演奏している映像をひとつの画面で表示するコラボ動画が増えています。中には、星野源さんの「うちで踊ろう」のように、広く参加を呼び掛けるものもあります。今回は、著作権法的な観点から、コラボ動画を検討します。

今回想定するコラボ動画は、企画者が、ある楽曲を演奏している映像をSNSに投稿し、広く参加を呼び掛けるものです。参加者は自身の演奏を撮影し、自身と企画者の各映像を同一画面で表示したものを投稿します。

発生する権利としては、楽曲の著作権、映像の著作権、演奏に関する著作隣接権(実演家の権利)などが挙げられます。その他、出演者の肖像権、パブリシティ権などの著作権以外の権利も発生し得ます。

POINT 2 権利処理

本来であれば、第三者の映像を利用するには、上記の諸権利について、権利者の同意が必要です。ただ...

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