著作権と商標権の両面から、ハッシュタグについて考える
先日、メルカリの商品紹介ページに、ハッシュタグとして、同業他社の商品名(商標登録済み)を記載していた事案において、商標権侵害になる旨の判決がありました。今回は、これを契機に、著作権と商標権の両面から、ハッシュタグについて考えます。
先日、メルカリの商品紹介ページに、ハッシュタグとして、同業他社の商品名(商標登録済み)を記載していた事案において、商標権侵害になる旨の判決がありました。今回は、これを契機に、著作権と商標権の両面から、ハッシュタグについて考えます。
世界各国でバンクシー展が開催され、日本でも話題となりました。ただ、その多くは、バンクシーが非公認との報道もあります。今回は、これを契機に、作品を利用した展覧会その他のイベントについて検討します。
先日、特許庁が登録を拒絶した「マツモトキヨシ」の音商標について、知財高裁が商標登録を認めました。これは商標権に関する事例ですが、今回は、この事例を契機に、著作権的な視点も交え、サウンドロゴについて検討します。
先日、ファスト映画にナレーションを提供した男性が、1000万円超の賠償金の支払などを条件に、映画会社と和解したとの報道がありました。「ファスト映画」とは、映画の映像に字幕、ナレーション等を付けて概要をまとめた10分程度の動画です。広告収入を目的として、YouTube等で配信されていました。
先日、「鬼滅の刃」を連想させるグッズを無許諾で輸入及び販売したとして、販売者等が逮捕されたとの報道がありました。主要キャラクターの羽織の柄のグッズで、「鬼退治」、「滅」などの文字も書かれていたようです。今回は、この事例を契機に、模様の著作物性について考えます。
先日、毎日新聞に絵本「はらぺこあおむし」に擬したIOCメンバーの似顔絵(「あおむしバッハ」等)が掲載されました。同新聞社は、絵本の出版元から抗議を受けて釈明した上、社会的にも、この風刺漫画は賛否両論でした。パロディは第23回でも取り上げましたが、今回は、この事例を題材に、風刺漫画について考えます。
先日、宝島社の広告が話題となりました。第2次世界大戦中の日本で、なぎなたの訓練を行う少女たちの写真を背景に、「このままじゃ、政治に殺される」という政府のコロナ対策に関する批判的メッセージを掲載したものです。
ネタバレサイトに、連載漫画のほぼ全てのセリフが絵(コマ)の一部とともに無断掲載されたことについて、先日、裁判所は、著作権侵害と判断しました。発信者情報開示請求という、無断掲載者の氏名、住所、メールアドレス等の開示を求める手続での判断ですが、今回は、これを契機に、漫画のセリフについて考えます。
ここ最近、NFTの利用が広がっています。国内外の著名アーティストもNFTを発行している上、Twitterの創始者Jack Dorsey氏の初ツイート(約3.1億円)、Beeple氏のデジタル作品(約75億円)など、高額で落札されたNFTもあります。今回は、最近話題のNFTを考えます。
先日、ボクシング映画の宣伝のための「SHIBUYA BOXING ART」広告が、アーティストや映画製作委員会との連絡の不備などを理由に取り止めとなりました。この広告は、絵具を付けたボクシング・グローブによって描かれましたが、ボクシング・ペインティングの手法は、篠原有司男氏が有名です。今回は、この事案を題材に、制作手法の模倣について考えます。