美脚ケアができる着圧ソックスとして、働く女性から支持を得ている「SLIMWALK(スリムウォーク)」。中でも、2012年に発売された「足指セラピー」は、着圧に加え、パンプスの中で縮こまった足指を広げられる点が受け入れられてヒット。その後もニーズに合わせてさまざまなバリエーションの商品が開発され続けている。
「スリムウォーク 足指セラピー」ピップ</p>
初年度100万足以上販売 着圧ソックスのエントリー層獲得
「スリムウォーク 足指セラピー」のメインターゲットは、20~30代の働く女性。営業で外を歩くことが多い、事務仕事で日中ずっと座っている、接客業などでずっと立ちっぱなしといった女性だ。「彼女たちはオンの時はかっちりしたヒールのある靴を履いて、しっかり見られたいというマインドが強い。それだけに、少々無理をした靴を履いていて、足先が窮屈になってしまうことが多いのです」と話すのは、商品開発事業本部 マーケティング部の関根佑美子氏。
そうした人たちのために、オフタイムである自宅で足指のトラブルをケアするような商品を、という考えで生まれたのが「足指セラピー」だ。足指ケアについては、この商品が出るまではあまり気軽に使用できるグッズが発売されていていなかった。また足のトラブルを解決する商品となると、外反母趾のような、医療用や高齢者向けなどの製品が多かった。
「生活者や専門医にヒアリングしてみると、ハイヒールを履き始める年代がだんだん若くなっており、それに伴って足の悩みを抱える人が若年化していることがわかりました。そこで、窮屈だった足先を広げて解放させつつ、従来の美脚ケアもできるという特徴のある商品であれば、きっと彼女たちに受け入れられるはずと思って開発しました」と関根氏。
発売時のプロモーションにおいてはテレビCMや通勤時に目に触れるよう交通広告を活用。商品パッケージを …