2009年発売の「い・ろ・は・す」は、国内最軽量のペットボトルを採用し、「エコ」という付加価値によってヒット。最近はフレーバーつきの炭酸水や野菜フレーバーの製品を開発するなど、現在も水市場にイノベーションを起こし続けている。
「い・ろ・は・す」日本コカ・コーラ
「水」に対するイメージにイノベーションを起こす
「い・ろ・は・す」は、ペットボトルをギュッと絞るテレビCMが話題となるなど人気に火がついた。キャッチフレーズ「選ぶ、飲む、絞る。それだけで世界を変える水」は、環境問題に取り組むイメージを変え、環境意識が高い20~30代の男女を中心に幅広い支持を得た。
ブランドコンセプトは「遊び心があるイノベーション」。現在フレーバーウォーターと呼ばれているフレーバーをつけた天然水のカテゴリーも、2010年に発売した「い・ろ・は・す みかん」から始まった。見た目は透明な水なのに、飲むとほんのりみかんの味がする、遊び心が詰まった商品だ。その後も、りんごやアロエなど、新フレーバーを展開し続けている。
2014年には …
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