ブランドマネジメント部門のミッションや、役割・権限などは企業によって大きく異なる。編集部では主要企業にアンケートを実施し、部門の人数や仕事内容、マーケティング施策において、どのような権限があるのかについて聞いた。
ブランドマネジメントは最小限の人数で
ブランドマネジメント部門の人数を聞いたところ、「5人以下」という回答が68.9%と、「6~10人」の18.9%を大きく上回る結果となり、ブランド管理は少人数で行っている企業が多いことがわかった。多くの企業が、開発、営業部門にいる担当者と密に連絡を取り合って仕事を進めており、ブランドマネジメント部門を中心とする、部門をまたいだチームでの動きが盛んなようだ。
部門の構成員は「宣伝」「マーケティング」「開発」がメイン
ブランドマネージャー以外のスタッフがどのような役割を行っているかという質問については、「宣伝・メディア担当」が52.7%、「マーケティング担当」が48.6%、「開発担当」が40.5%という順となった。
ブランドマネージャーは「営業」と「マーケティング」を経験してから
ブランドマネージャーになる前に、どのような部門・仕事を経験したのかという質問については、「マーケティング」が60.8%と最も多く、ついて「営業・販売」の47.3%が続いた …
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