商品開発からコミュニケーション戦略まで幅広く手掛けるブランドマネージャー。今号では、新規ブランドからロングセラーブランドまで、有力企業25社のブランド担当者にアンケートを実施した。彼らが現在注目しているメディアや消費トレンドを知ることで今後のブランド戦略のあり方を探る。
ダイドーブレンド
ダイドードリンコ
情緒的付加価値を創出し深い共感を獲得する
1.担当の商品・ブランドが、ヒットにつながったマーケティングのコンセプト、および注目している広告メディア・マーケティング手法
マーケティングコンセプト
「ダイドーブレンド」は、缶コーヒーの味覚価値向上を目的に、「Blendis Beautiful.」のコンセプトの下、サブブランドである「デミタスコーヒー」シリーズ、「世界一のバリスタ監修」シリーズと共に、メガブランド化を推進、コーヒー本来のおいしさを追求すべく、ブレンドへのこだわりとあくなき挑戦を続け、お客さまに喜びと感動をお届けしています。
注目のメディア・手法
消費財を扱うマーケターとして、まずは「認知」の獲得が最重要と考えますが、さらに顧客シェアを伸ばすためには、これに留まらず、企業、ブランド、商品を使用、消費した時に生まれる情緒的付加価値の創出が、深い顧客共感を獲得する時代であり、そのような意味で新しいマーケティングミックスの枠組み(3.0以降)には注目しています。
2.担当の商品・ブランドの最近の広告キャンペーンや販促ツールなど
「世界一のバリスタ監修」シリーズ。テレビCM「泡立つプレミアム挑戦」篇。
3.マーケティング施策において、各施策(商品開発/流通・販促/広告宣伝/WEB/メディアPR)の注力度合いを5段階で回答
注目分野のチャート
4.担当者が注目している消費トレンド(人・企業・現象など)
注目の消費トレンド …
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