国内需要減少で海外市場に注目
ここ数年で「グローバル進出」を掲げる企業が増えている。大きな理由は、今後も確実に進む「国内の人口減少」による、日本市場の売上の減少だ。多くの企業がさらに成長していくための戦略として、積極的に海外展開していこうとしている。
すでに実績のあるところでは、日本発の専門店として海外でも高い人気を誇る、ユニクロ、良品計画といったSPA業態。店舗と扱う商品によってブランドの世界観を体験してもらい、ファンを増やしている。最近では、今年4月にJINSが、米国にグローバル旗艦店として「JINS Union Square」を出店。日本の6倍、約2兆3800億円といわれる米国のメガネ市場を、米国で一般的な販売価格の3分の1から5分の1の価格帯、平均1週間~2週間かかる商品の受け渡しを、日本と同様「会計後30分」とするスピードを武器に開拓していく …
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