テレビに取り上げられる最短ルートは、ウェブ上の企業コンテンツの最適化にあった─。番組制作のネタ元として、ネットが重要な情報源となっている今。テレビのリサーチャーに指名される具体的なノウハウについて、専門家が解説する。

テレビのリサーチャーに映像をイメージさせるためには、動画コンテンツも充実させたい。
インターネットの普及で、若年層を中心にテレビ離れが指摘されることもある昨今。一方、ドラマ『あまちゃん』や『半沢直樹』は社会現象を巻き起こし、ロケ地の観光振興に貢献。オリンピックやワールドカップの際は、多くの人がテレビの前に釘付けになる。ブームを巻き起こす力を持つテレビと、広報はどう付き合うべきか。『映像メディアのプロになる!~テレビ業界の実像から映像制作・技法まで~』(河出書房新社)の著者で、テレビやデザイン、ウェブコンテンツなどに造詣が深い藤本貴之東洋大学准教授に、ネット時代のテレビとの付き合い方について解説してもらった。
制作者も視聴者も保守的に
テレビへの広報を考える上で、藤本氏がまず押さえておくべきだと語るのは…
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