止まらない物価高、現代人の財布のひも事情調査でわかった2つの消費トリガーとは
物価の高騰がとどまることをしりません。このような状況下では、生活者の財布のひもも固くなるばかり。企業が消費を促進するのもひと苦労なのではないでしょうか。本記事では、物価高が続く今を生きる現代人の“財布のひも事情”を解説。企業のマーケティング担当者や販売促進担当者が、これからの施策実施の際に押さえておくべき現代人の消費価値観や、消費のトリガーを学びます。
おおよそ1996~2015年生まれの人々を指します。幼少期からインターネットが普及し、成長期にはSNSが存在する環境で育った、生粋のデジタルネイティブです。一方で、災害や感染症発生の影響から不安定な経済状況下で成長してきた背景もあることから、他の世代と異なる価値観も持ち合わせています。現在、世界人口の3割はZ世代以降の世代が占めているといわれ、発信の総量やマンパワー、消費の絶対量が大きく、まもなくZ世代の一部は主要購買層の30代へ突入するという点からも、現在注目が集まっています。
基礎的ですが、Z世代の価値観を理解しておくことが重要です。大きく分けて以下の3つに注意しましょう。
1 自分に合った情報だけが欲しい・情報に振り回されたくないと感じやすい…