止まらない物価高、現代人の財布のひも事情調査でわかった2つの消費トリガーとは
物価の高騰がとどまることをしりません。このような状況下では、生活者の財布のひもも固くなるばかり。企業が消費を促進するのもひと苦労なのではないでしょうか。本記事では、物価高が続く今を生きる現代人の“財布のひも事情”を解説。企業のマーケティング担当者や販売促進担当者が、これからの施策実施の際に押さえておくべき現代人の消費価値観や、消費のトリガーを学びます。
生活動線上にあるOOHは、自然に目に入り、反復接触による認知の蓄積が期待できます。そのため、プロモーションの中でも、認知獲得や最寄品の購買促進などを目的としたものとの親和性が高いことは、周知の特長です。近年では、SNS拡散を起点とする活用が増えています。
特に、駅や商業施設などOOHならではの場所を付加価値としたイベント展開では、生活者にとってもセレンディピティな体験としてSNSにおける拡散などにもつながっていると思います。また、昨今では店内や店頭サイネージなど、リテールメディアとしてのOOHが増加し、購買行動に寄与するとして注目されており、POSを活用した実売値の検証も可能になってきていることもポイントです。
オンラインの世界でも不特定多数の体験を共有することは可能です。しかし、他者と場を共有しながら、同じ情報に触れることができるのは、リアルな…