4年目を迎えた「ものづくり産地の祭典」の新展開
今年の10月に4年目を迎える、新潟県 三条市のイベント「燕三条 工場の祭典」。今年は金属加工の「工場」に加えて、農業の「耕場」が加わりパワーアップしている。全体監修を行うmethod 山田遊さんとアートディレクションを担当した一人、SPREADの小林弘和さんに話を聞いた。
「地方創生」という言葉がこれまで以上に広く使われるようになり、市町村の規模を問わず、さまざまなプロジェクトが進んでいる。
一時期の動画によるPRも落ち着きはじめ、地域が持つ本来の価値に光をどう当てていくか、そこにある課題を解決するために必要なものは何か、あらためて考えていく時期を迎えている。
今年の10月に4年目を迎える、新潟県 三条市のイベント「燕三条 工場の祭典」。今年は金属加工の「工場」に加えて、農業の「耕場」が加わりパワーアップしている。全体監修を行うmethod 山田遊さんとアートディレクションを担当した一人、SPREADの小林弘和さんに話を聞いた。
2015年7月、宮城県石巻市雄勝町にオープンした「MORIUMIUS(モリウミアス)」は子ども達のための総合複合施設。漁業、林業、農業などを体験するさまざまなプログラムが開催される。そのコミュニケーションに携わってきたコピーライターの後藤国弘さんに、震災後5年を迎えた東北の地でどんなプロジェクトが動いているのかを尋ねた。
2013年から宮城県松島湾で始まった「つながる湾プロジェクト」は、周辺地域に暮らす人びとにゆるやかな連携を生み、アートと文化の力で地域の誇りを醸成するプロジェクトである。
福岡から飛行機や船などで、ダイレクトに行ける離島を1 つのチームにして、地域活性化を図る「Re島プロジェクト」が今年7月に始まった。離島をひとつにまとめてキャンペーンを行うことの狙いとは?
鳥取市や松山市の仕事など、地域活性化の仕事に多数携わってきたPOPSの田中淳一さん。地元の人には発見できない地域の魅力も、外から来たよそ者だから発見できるという。
徳島、金沢、尾鷲、仙台、高岡… 日本全国さまざまな地域で、 ドローイングアンドマニュアルでは動画を制作し、 地域イベントのプロデュースを行ってきた。 東京の他に、神山と金沢にもオフィスを構えている。 同社が地域と深く関わりを持つ理由を、 代表の菱川勢一さんに聞いた。
地方創生が盛り上がり、さまざまなプロジェクトが各所で登場する中、アイデアやクリエイティブで差をつけるユニークな自治体&官公庁のプロジェクトを紹介。
34歳の町長とMTDOのデザイナー 田子學さんがタッグを組んで地域再生に挑んでいる京都 与謝野町。2015年5月にクリエイティブディレクターに就任してから1 年強。与謝野町には、どんな変化があったのだろうか。
昨年9月、高知県 佐川町のクリエイティブディレクターに就任したissue+design(博報堂)の筧裕介さん。人口1 万人3千人の町にデジタルファブリケーションの工房を開設し、作り手を育成するプログラムを実施するなど、新しい取り組みを次々と進めている。
漆器や眼鏡づくりの産地として知られる福井県鯖江市に、「デザイン+ものづくりユニット」を標榜するクリエイティブカンパニー「TSUGI」がある。デザインワークにとどまらず、商品開発、店舗運営、イベントやセミナーの企画運営まで、地域と結びつき、仲間を増やしながら取り組んでいる。出身の大阪から、鯖江市河和田地区に移住して7年。地域で活動するデザイン会社の 1つのモデルケースを確立しつつある。